函館観光の目玉と言える、函館山から見える美しい夜景。山頂までのアクセス方法はいくつかあります。料金やおすすめポイントなどをまとめてみました。
注意!函館山に登る前に
冬季は車両規制があります
毎年、11月中旬から翌年の4月中旬にかけて車両規制が行われます。この期間は、マイカー・レンタカー、バスやタクシーなどすべての車両の登山道乗入れが禁止されるため、山頂までのアクセス方法はロープウェイのみとなります。2023年度の車両規制予定は、2023年11月13日(月)11時~2024年4月8日(月)11時の予定 です。
各交通機関の利用可能期間を簡単な表にしてみました。
アクセス方法 | 利用可能期間 | 備考 |
---|---|---|
ロープウェイ | 通年営業 | 10/22~11/12の22日間は法廷整備点検の為休止 |
バス | 4/10~11/12 | |
マイカー・レンタカー | 4/10~11/12 | 17:00~22:00は通行禁止(10/1以降は16:00~21:00通行禁止) |
タクシー | 4/10~11/12 |
展望台の照明をチェック!
下から函館山を見上げてみて、山頂にある展望台の照明が雲で見えないときは当然ながら上からも夜景は見えません!出かける前に、照明が見えるかどうかを必ず確認してください。さらに、函館山山頂からのライブカメラもチェックしておくと良いでしょう。
函館山ライブカメラ(函館山ロープウェイ)
ただ、風の吹き具合などによっては途中で晴れる場合ももちろんあります。風で雲がさーっと流れて、夜景が姿を現すのはなかなかの感動ものです。天気予報をしっかり確認してから山頂へ向かってくださいね!できれば、天候が悪かったときの保険に、函館旅行では2泊以上できると安心です。
日没時間をチェック!
当たり前のことですが、季節によって日没の時間が違います。混雑状況にもかかわってくるので、函館山へ行く日の日没時間をあらかじめチェックしておきましょう。
函館山日没時刻と混雑について(函館山ロープウェイ)
各アクセス方法、おすすめポイント
料金の比較
まず気になるのは各アクセス方法の料金。こちらも簡単な表にしてみました。
アクセス方法 | 料金 |
---|---|
ロープウェイ | 中学生以上:1,800円(1,200円)、小人:900円(600円)※( )内は片道 |
登山バス | 大人:500円 小人:250円 ※いずれも片道料金 |
観光バス | 時期によって異なる |
タクシー | 6,000円くらいから。会社やプランによって異なる |
いちばんリーズナブルなのが登山バス。一日乗車券なども使えます。
ロープウェイでのアクセス
函館山山頂へのアクセス方法としてオーソドックスなのが、「函館山ロープウェイ」。最大125人乗りの大きなゴンドラですが、時間によっては大混雑でかなりの行列ができる場合もあります。
函館の街の夜景を見下ろしながら山頂まで行けるのがロープウェイ最大の魅力。その時間は約3分間、あっという間に到着です。登山バスに比べると費用は高くなりますが、ロープウェイから見る景色はなかなかのものです。
10~11月の一定期間、法廷整備点検のため1か月ほど休止します(山頂までの臨時バス有り)。
函館山ロープウェイ
- 函館市元町19-7
- 市電「十字街」電停より徒歩約10分
- 0138-23-3105(総合案内)
- 11:30~21:50(下り最終22:00、10/1~4/19は21:00)
- 中学生以上:1,800円(1,200円)、小人:900円(600円)※( )内は片道
- https://334.co.jp/ropeway/
ロープウェイ山麓駅へのアクセス
ロープウェイを利用するにあたって注意したいのが、ロープウェイ山麓駅までの交通手段です。市電とバスがあります。
市電でロープウェイ山麓駅へ
ロープウェイ山麓駅までは、「十字街」電停で下車後徒歩約10分。徒歩圏内ですが、この道が結構な坂道で、普通の大人でもちょっときついかなという具合です。年配の方・小さなお子様・身体の不自由な方にはあまりおすすめできません。
バスでロープウェイ山麓駅へ
2つのバスがあります。
元町ベイエリア周遊号
- 日中のみ運行、40分間隔。函館駅前からは15分
- 大人210円・小人110円
- http://www.hakobus.co.jp/files/2023/sightseeing/no03.pdf
函館山ロープウェイ接続シャトルバス
- ロープウェイ運休時を除き夕方から運行、30~40分に1本。函館駅前からは約11分
- 大人240円・小人120円
- https://www.hakobura.jp/tickets/39
いずれも函館バス専用1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日乗車券&共通2日乗車券、全国相互利用交通系ICカードが利用できるのが便利です!
バスでのアクセス
登山バス
いちばん安く山頂まで行けるのがこの登山バス。始発は函館駅前からで、いくつかの停留所を経て函館山山頂へ向かいます。ちなみに、登りは右側、下りは左側の席が夜景が良く見えるそうです。ご利用の際にはお忘れなく!
冬季の車両規制のため、運行期間は4月上旬~11月中旬に限られます。また、渋滞がなければ約30分ほどで山頂に到着しますが、混雑する日はその限りではありません。満員で乗れない場合がある、乗ったはいいけれど、なかなか進まない…ということも。座席に座れないことももちろん考えられます。
登山バスもまた、函館バス専用1日乗車券(カンパス)、市電・バス共通1日乗車券&共通2日乗車券、全国相互利用交通系ICカードが利用可能です。ご紹介するアクセス方法の中ではいちばんリーズナブルなので、費用重視の方におすすめです!
函館山登山バス(函館市公式観光情報「はこぶら」)
観光バス
湯の川温泉に宿泊予定なら、選択肢に入れたいのが観光バス。下記の2つのバスがありますが、どちらも湯の川温泉の主要ホテルを発着します。湯の川温泉から函館山方面へは距離があるので、電車やバスを乗り継いで行くよりも楽に山頂へ向かうことができます。
Mt.函館夜景ロマンコース(北都交通)
湯の川温泉の主要ホテルを停留所とする「湯の川発(所要時間約2時間15分)」のコースと「函館駅前発(所要時間約1時間30分)」があります。
冬季車両規制のため、時期によって「バス&ロープウェイコース(片道ロープウェイ利用)」「ロープウェイコース(往復ロープウェイ利用)」「バスコース(山頂まで往復バス)」の3つのどれかのプランになります。料金については各プラン・コースにより異なるので、公式ホームページをご覧ください。
現在Mt.函館夜景ロマンコースは、新型コロナウィルスの影響により当面の間運休中です。
函館夜景号(函館バス)
函館山からの夜景に加えて、金森赤レンガ倉庫などベイエリアの夜景を車窓から楽しめる観光バスです。湯の川温泉や函館駅周辺の主要ホテルと函館駅前が停留所となっており、3日前までに要予約です。
こちらも冬季車両規制により、ロープウェイを併用する期間があります。料金についてはプランにより異なるので、下記リンクをご確認ください。
マイカー・レンタカーでのアクセス
いちばん融通がきくのが車ですが、函館山山頂での夜景が見られる時間は、混雑緩和のためマイカー・レンタカーの登山道乗入れは禁止されています。また、規制解除の時間を狙って訪れる人も多く、その時間帯も非常に混み合う場合があるそうです。バス・タクシー同様、冬季の通行も禁止です。
ロープウェイ山麓駅の近くに車を停めて、山頂まではロープウェイで行く方法もありますが、駐車場待ちの渋滞ができることもあるようです。できれば電車やバスを利用されることをおすすめします。
個人的な意見を言えば、函館市内だけの観光であれば電車やバスで十分足りますし、夜景だけのためにレンタカーを借りるのは勿体ないかなと思います。
タクシーでのアクセス
何人かで行くのであれば、タクシーの利用を選択肢に入れても良いでしょう。ご高齢の方や小さなお子様、身体の不自由な方がいらっしゃる場合も安心です。
その際、各タクシー会社で設定されている観光用のプランがおすすめ!ドライバーさんは函館観光のプロですので、夜景のこと、函館のことを熟知しているのでわかりやすく解説してくださるでしょう。おすすめのスポットやグルメを尋ねてみても良いと思います。
おすすめはこちら、「函館タクシー」さん。知識豊富なドライバーさんの親切丁寧な接客が大変好評で、じゃらんの口コミも高評価です。
-
120分たっぷり函館山夜景とライトアップ鑑賞【山頂までタクシーで】
ホテルまで送迎OKでラクラク!元町教会群・金森倉庫群のライトアップの見学も含まれたプランです。 ※冬季は車両規制のため山頂まではロープウェイ移動です。ロープウェイ料金は別途実費負担となります。
- 予算目安
- 13,760円~/人
\ クーポンはこちら! /
今日は函館夜景を楽しく見るための函館山山頂へのアクセス方法をご紹介しました。冬季の車両規制期間等に注意して、人数やメンバー構成に合わせて交通機関を選ぶと良いですね。
函館旅行にも使える!お得なクーポン
-
楽天トラベルで発行している宿専用クーポンです。宿と航空券を別々に手配する場合は要チェック!
-
全国の宿で使えるクーポンを配布中!地域限定クーポンならさらにお得なものも!
【JTB】国内宿泊・国内ツアーのネット予約に使える!割引クーポン
国内宿泊・ツアーネット予約に使えるJTBの割引クーポンです。地域限定クーポンもあります。
-
フルーツ狩りや日帰り温泉、マリンアクティビティなど、現地での遊び・体験予約に使えるクーポンです。
-
レンタカー予約ならじゃらんがおすすめ!
コメント