人気の函館元町エリアを歩こう!のんびり散策おすすめコース

見どころいっぱいの北海道・函館。特に元町は函館の歴史や文化を凝縮したような地域です。函館観光のメインとなる元町エリア、どんなふうに周ったら良いの?という方のために、散策コースをご紹介します。

函館元町ってこんなところ

元町のある函館市の西部地区は、現在多くの観光客で賑わうベイエリアから、教会や旧函館区公会堂などの西洋風建築物が建つ函館山の麓にかけての地区を指します。

函館は、1859年に国際貿易港として開港。それまで日本は鎖国をしていましたが、開国を機に外国からいろいろな文化が入ってくることとなります。函館港を中心に、この西部地区から函館は栄えていきました。

この辺りには、1階が和風、2階が洋風の建築物が残っています。古い日本家屋とも、教会や洋館とも馴染む不思議な建物。NHKの「ブラタモリ」でも紹介されていましたが、古くからの建築に西洋から入ってくる新しいものをどんどん取り入れていったことがうかがえます。

そんな函館独特の建築物と、函館山の麓から海岸へ伸びる坂道、路面電車と石畳。これらの風景がひとつになって、西部地区の景観を作り上げているのです。

函館元町おすすめ散策コース

では早速、散策コースをご紹介していきます。函館は美しい坂道が有名ですよね。今回のコースでは、19ある坂道のいちばん西側の「魚見坂」を上ってから、左手に坂の上からの景色を楽しみながら海岸線と平行に進み、「二十間坂」を下って金森赤レンガ倉庫まで歩きます。

だいたい3km弱くらいだと思いますが、私(30代女性)の足で、写真を撮ったり途中ひと休みしながらゆっくり歩いて3時間ほどでした。では、下の地図に沿ってご説明しますね。

1.函館どつく前駅→2.新選組最後の地碑→3.大正湯→4.ペリー広場→5.ペリー提督来航記念碑→6.旧イギリス領事館→7.元町公園→8.旧函館区公会堂→9.八幡坂→10.函館ハリストス正教会→11.カトリック函館元町教会→12.函館聖ヨハネ教会→13.二十間坂→14.ラッキーピエロ ベイエリア店→15.金森赤レンガ倉庫

スタートは市電の電停「函館どつく前」から

函館市内を走る路面電車は函館市民の足。市内の観光地もほぼ市電で行くことができますから、利用しない手はありません。函館駅前などで購入できる「市電1日乗車券」が便利です。バスも乗る場合は市電と函館バスの共通券もあります。

函館駅前から市電5系統に乗車して12分、「函館どつく前(地図1)」で下車します。

着いたらすぐに「入舟児童公園」があります。ここはかつて箱館港を防衛する拠点となっていました。箱館戦争時、新選組は新政府軍の猛攻撃により降伏、ここが最後の地となったそうです。現在は碑(地図2)しか残っていませんが、新撰組ファンはぜひ訪れたい場所です。

公園の横がひとつめの坂、「魚見坂」(寺町通)。いちばん西側の坂になります。上っていくと信号があるので左へ曲がり、そのまま弁天末広通を歩いていきましょう。

少し進むと「船見坂」。この船見坂をちょっと上ると、角にピンク色の外観の建物が見えてきます。これは「大正湯(地図3)」。その名のとおり大正時代からある銭湯で、今も営業中です。

大正湯
函館市弥生町14-9
市電「函館どつく前」電停より徒歩約5分
0138-22-8231
15:00~20:00
定休日:月曜・金曜
大人…440円 小学生…140円 乳幼児…70円
https://itp.ne.jp/info/016575421000000899/

またさっきの道、弁天末広通に戻ります。戻ったら左手に海を見ながらそのまま直進。坂道ごとに雰囲気も景色も違うので、歩いているだけでも楽しい道です。

旧イギリス領事館

基坂」につき当たったら、そのまま上っていきます。坂を上る途中、右手には「ペリー広場(地図4)」。「ペリー提督来航記念碑(地図5)」があります。

左手には1913(大正2)年に建設された「旧イギリス領事館(地図6)」。現在は開港ミュージアムとして公開され、ティールームではアフタヌーンティーも楽しむことができます。

旧イギリス領事館
函館市元町33-14
市電「末広町」電停より徒歩約5分
0138-27-8159
9:00~19:00(4月1日~10月31日)、9:00~17:00(11月1日~3月31日)
休館日:年末年始
展示室入場料金 大人…300円 学生・生徒・児童…150円
https://hakodate-kankou.com/british/

元町のシンボル、「旧函館区公会堂」

元町公園(地図7)の向こうに見えてくるのが、ブルーとイエローが美しい洋館、「旧函館区公会堂(地図8)」です。

大火で焼けてしまった町会所の代わりとして建てられたものだそうで、区民の寄付と豪商であった相馬氏の資金提供により明治43年に完成。西洋から新しく入ってきた技術も存分に取り入れられ、多くの職人たちの手で非常に豪華なものに作られました。国の重要文化財に指定されています。

元町観光の際の写真撮影スポットですが、現在は改装中のため中に入ることはできません。休館期間は平成30(2018)年10月1日~平成33(2021)年4月頃(予定)ということでかなり大規模なもののようです。改装後、どんな姿を見せてくれるのか楽しみです。

この辺りにはひと休みにぴったりなおしゃれなカフェもあります。散策中、ちょっと立ち寄って足を休めるのも良いでしょう。

函館パターテ
洋館を改装した古民家カフェ。ジェラートや道産じゃがいも「キタアカリ」を使用したニョッキが人気。

函館市元町32-5
市電「末広町」電停より徒歩約10分
0138-86-5164
4月~10月…10:00~17:00、11月~3月…10:00~16:30
不定休
クレジットカード:不可
口コミをみる
https://patate.owst.jp/

ネット予約はこちらから

函館といえばこの坂、「八幡坂」

公会堂の左の道を進むと右手に函館西高、左手には有名な「八幡坂(地図9)」。テレビドラマや映画のロケ地になることもあり、函館の坂といえばこの坂を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

海へ向かって一直線に伸びた坂。視線の先には青函連絡船「摩周丸」が見えます。時折路面電車が横切るのも雰囲気がありますよね。ずーっと見ていても飽きない坂です。

元町の教会群

八幡坂を後にすると、右に見えてくるのが緑の屋根と白い壁のコントラストが美しい函館ハリストス正教会(地図10)国の重要文化財に指定されています。

元々は、ロシア領事館の中に聖堂を作ったことがはじまり。その後火事で焼失してしまいましたが、大正時代に再建されました。その鐘の音から、「ガンガン寺」とも呼ばれています。

函館ハリストス正教会
函館市元町3-13
市電「末広町」電停より徒歩約10分
0138-23-7387
月曜日~金曜日…10:00~17:00、土曜日…10:00~16:00、日曜日…13:00~16:00
冬期(12月26日~3月中旬)不定休
200円
http://orthodox-hakodate.jp/

左手には「カトリック元町教会(地図11)」。ゴシック様式の屋根の上に鶏が配されているのが特徴です。ローマ法王から贈られた祭壇があります。

カトリック元町教会
函館市元町15-30
市電「末広町」電停より徒歩約10分
0138-22-6877
10:00~16:00(日曜日の午前中、礼拝時を除く)
12/30~1/5、聖堂使用時
http://motomachi.holy.jp/

さらに進んでいくと、右手に「函館聖ヨハネ教会(地図12)」があります。英国聖公会の教会で、茶色の屋根と白壁の大きな十字架が特徴です。上から見ても十字の形になっており、函館山ロープウェイからもその様子を見ることができます。

函館聖ヨハネ教会
函館市元町3-23
市電「末広町」電停より徒歩約10分
0138-23-5584
外観見学自由
http://nskk-hokkaido.jp/church/hakodate.html

この3つの教会はそれぞれ宗派が異なります。建物の雰囲気も違うので、その点にも着目しながら散策してみるのも面白いと思います。

函館B級グルメ「ラッキーピエロ」でランチ

道幅が二十間(約36m)あることから名づけられた「二十間坂(地図13)」まで進んだら、坂からの景色を楽しみながら下っていきます。1879(明治12)年の大火の後、防火のためにこのような幅の広い坂が作られたそうです。

電車通りを渡り、ランチは函館を代表するB級グルメ、「ラッキーピエロ(地図14)」へ。一番人気のチャイニーズチキンバーガーがおすすめです。

二十間坂の途中には老舗の洋食レストランの「五島軒」、ラッキーピエロの隣には「やきとり弁当」で有名な「ハセガワストア」など、この辺りには函館グルメが味わえるお店がたくさんあります。ぜひ散策しながら函館の味を楽しんでくださいね!

ラッキーピエロ ベイエリア店
函館市末広町23-18
市電「十字街駅」より徒歩約5分
0138-26-2099
10:00~0:30(土曜のみ1:30)
口コミをみる
http://luckypierrot.jp/shop/bayarea/
※写真は五稜郭公園前店です

ゴールは函館の人気観光スポット、金森赤レンガ倉庫へ

最後は函館観光の定番、「金森赤レンガ倉庫(地図15)」へ。おしゃれな雑貨やお土産の購入もできますよ。

また、幻想的にライトアップされた夜の風景もおすすめ。函館山で夜景をみた帰りにもう一度立ち寄ってみては?

金森赤レンガ倉庫
函館市末広町14-12
JR「函館駅」より徒歩約15分 市電「十字街」電停より徒歩約5分
0138-27-5530
https://hakodate-kanemori.com/

以上が、散策コースとなります。時間があまり取れない場合は、市電「末広町」電停をスタート地点にし、「基坂」を上って元町公園→旧函館区公会堂→ハリストス正教会→二十間坂→ベイエリアへ…というコースもおすすめです(上の地図で言うと4から周る感じです)。

また、60分で元町エリアを優雅に楽しめる人力車のプランもあります。ぜひ利用してみてくださいね!

元町散策に便利な立地!おすすめホテル

散策で歩き疲れて、ちょっとひと休みしたいとき、宿泊するホテルが近くにあると嬉しいですよね。元町公園やベイエリア、函館ロープウェイなど、元町散策に便利な場所にあるホテルをご紹介します。

HAKODATE HOTEL SeaBorne ラ・ジョリー元町 by WBF ラビスタ函館ベイ
金森赤レンガ倉庫からすぐの場所にあるアンティークホテル。アメニティはロクシタンで、女性に特におすすめです! 函館山ロープウェイのりばまで徒歩約5分!おしゃれなデザイナーズルームで贅沢な時間が過ごせます。 朝からいくら乗せ放題!朝食バイキングで一躍有名になった大人気のホテルです。
予算目安 4,000円~/人
(2名利用時)
予算目安 7,500円~/人
(2名利用時)
予算目安 10,000円~/人
(2名利用時)

詳細をみる

詳細をみる

詳細をみる


今日は、函館観光で欠かせない、元町散策のおすすめコースをご紹介しました。坂道や石畳を歩くので、足元はぜひスニーカーで!異国情緒あふれる函館の街歩きをお楽しみください。

函館への航空券を探す

函館のホテルを探す

函館へのツアーを探す

コメント