今日は、北海道の中でも私の大好きな街「函館」のご紹介です。
函館は、北海道の中でも歴史があり、美味しい海の幸と温泉、美しい夜景…と見どころ満載の街なんです。今回は以前行った時のプランをもとに、東京出発で、「金曜の夜からでも行ける函館」をテーマに2泊3日のモデルコースを作ってみました。
週末函館2泊3日のモデルコース
- 19:20東京駅を出発!
- 移動新幹線 はやぶさ43号
- 23:29新函館北斗駅
- 移動JRはこだてライナー 新幹線は23:29着。乗り換え時間が短く、最終電車なので乗り遅れのないように!
- 23:59函館駅到着!
- 7:00函館朝市で朝食
- 移動函館市電「函館駅前」→函館どつく前(約12分)
- 9:00元町散策
- 12:00ラッキーピエロ
- 13:00ベイエリア
- 移動函館市電「十字街」→「谷地頭」(約7分)
- 14:30谷地頭温泉
- 移動ロープウェイまたはバスなどで函館山へ登ります。
- 16:30函館山夜景
- 移動函館市電「函館駅前」(湯の川行き)→「五稜郭公園前」(約17分)
- 20:00夕食は海鮮グルメ!
- 22:00ホテルへ
- 10:00五稜郭公園
- 12:00ランチは塩ラーメン!
- 移動バス「とびっこ」にて約40分
- 14:00函館空港でおみやげ購入
- 16:45函館空港出発
- 移動AIR DO 060便
- 18:10羽田空港
1日目モデルコース|東京から函館へ
1.函館へのアクセス
おすすめは、往路「新幹線」・復路「飛行機」
東京からいちばん簡単で早く行けるのは飛行機です。しかし今回は金曜夜からの旅。現在運航している東京羽田発函館行きの飛行機は、JAL17:30発がいちばん遅い出発時間の便となります。この時間の飛行機に乗るには、遅くとも16:30までには羽田に着いておきたいところ。普通に仕事をしていたら到底無理ですよね…。土曜の朝一はAIR DOの6:55発ですが、お住いの場所によっては時間が早すぎて空港に着くことができない方もいるでしょう。
そこでおすすめなのが北海道新幹線です。新幹線なら東京発19:20。空路よりも時間はかかりますが、駅弁を買って乗り込むなど、列車の旅も楽しみがたくさん!土曜の朝の飛行機に乗るより時間も有効に使えます。これなら定時に上がれば何とか間に合うかも!価格面でも、インターネット予約限定の「えきねっとトクだ値」を利用すれば紙のきっぷより断然お得に行けます。
函館からの帰りはサクッと飛行機で。夕方発の便なら翌日に疲れも残りません。
東京→函館おすすめツアー
ツアー利用もお得!予約前に別々に手配する場合と価格比較をおすすめします。
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- 往路:北海道新幹線・復路:航空機
- 北海道内の指定ホテルより選択可
予算目安(2名利用)
37,000円~/人
函館駅付近のおすすめホテル
函館駅に着くともう深夜。ホテルは駅周辺で選ぶと良いでしょう。函館朝市も近いので、翌日は海鮮丼の朝食!素泊まりでの予約がおすすめ。深夜チェックインOKの格安ホテルはこちらが人気です。
2日目モデルコース|函館朝市と元町散策、函館山からの夜景!
この日は丸1日観光!函館の西部地区を主に周ります。この辺りは函館の中でも古い地域でレトロな建物も多く、また、有名な坂道もあり、街あるきにはとても良い地域です。
2.函館朝市

朝食はさっそく函館の味を堪能!函館朝市で海鮮丼をいただきます。人気のいくらやうに、サーモンなど人気の具材の中から、自分で好きなものを2~3種類選んで乗せてくれるお店もありますよ!
海産物だけでなく、北海道の美味しい野菜や果物も揃っています。歩いているだけでも楽しいので頑張って早起きして行ってみてくださいね!
函館朝市
- 函館市若松町9-19
- JR「函館駅」より徒歩約5分
- 0138-22-7981
- 【1月〜4月】6:00 ~ 14:00過ぎ
- 【5月〜12月】5:00 ~ 14:00過ぎ
- 年中無休
- ※営業時間・休業日は店舗により異なります。
- http://www.hakodate-asaichi.com/
3.元町散策

朝食が済んだらホテルのチェックアウトをして、午前中は街あるき。まずは路面電車で函館どつく前まで行きます。1日乗車券を買っておくとお得。駅前の観光案内所などで購入できます。ホテルで取り扱っている場合もあるので、フロントで確認してみましょう。
函館どつく前で電車を降りたら、左手に海と坂道を望みつつ、ゆっくり散策。旧函館区公会堂やハリストス正教会など、有名な建物も多いです。
4.ラッキーピエロ

函館のグルメといえばもちろん美味しい海の幸ですが、もうひとつ忘れてはいけないのがラッキーピエロ!北海道でも函館周辺にしかないので、函館に行ったら必ず食べておきたいものの一つです。
おすすめはやっぱり「チャイチキ」こと「チャイニーズチキンバーガー」。ボリューム満点ですがソースがくどくないので意外とあっさり食べられます。ハンバーガーだけでなくカレーや焼きそばなどいろいろなメニューがあるので、何人かいればシェアしても良いでしょう。ベイエリア付近にも何店舗かあるので、ランチにぜひ立ち寄ってみてください。
ラッキーピエロ ベイエリア本店
- >函館市末広町23-18
- 市電「十字街」電停より徒歩約4分
- 0138-26-2099
- AM10:00~PM23:00
- http://luckypierrot.jp/shop/bayarea/
5.ベイエリア散策

函館駅と元町の間の海沿い、赤レンガの美しい金森倉庫のあるエリアです。明治時代に建てられた金森倉庫ですが、現在は改装され、函館のランドマークとして多くの観光客を集める場所となっています。おみやげやおしゃれな雑貨を置くショップも多く入っているので女性にも人気。時期によってはイベントが行われたり、函館市民も集まる憩いの場でもあります。
函館には美しい風景がたくさんありますが、この辺りの晴れた日の散歩はとても気持ちが良いです。そして夜は一転、ライトアップが美しい夜景スポットとなります。昼・夜どちらも訪れたい場所です。
金森赤レンガ倉庫
- 函館市末広町14番12号
- JR「函館駅」より徒歩約15分 市電「十字街」電停より徒歩約5分
- 0138-27-5530
- 9:30〜19:00
- https://hakodate-kanemori.com/
6.谷地頭温泉
函館には湯の川温泉という有名な温泉がありますが、もうひとつの温泉「谷地頭温泉」でひと休みをします。湯の川温泉が観光客向けとすると、谷地頭温泉は思いっきり地元の方向けです。全然おしゃれでもなんでもない、要は銭湯なのですが、いつも市民の方で賑わっているところです。料金は430円と銭湯価格ですし、500円ほどでタオルやシャンプーなども一式購入できるので手ぶらでもOK。歩き疲れた体を少し休めましょう。
余談ですが、なぜか毎年大晦日の北海道のローカルニュースで、ここで地元の人にインタビューしている様子が流れます(「今年一年どんな年でしたか?みたいな)」。
谷地頭温泉
- 函館市谷地頭町20-7
- 市電「谷地頭」電停より徒歩約5分
- 0138-22-8371
- 6:00~22:00(21:00受付終了)
- 第2火曜日
- 大人:430円、6歳以上12歳未満:140円、3歳以上から6歳未満:70円、3歳未満:無料
- https://www.hakobura.jp/db/db-onsen/2010/07/post-1.html(函館市公式観光情報)
7.函館山から美しい夜景を

函館に来たら絶対に欠かせないのが夜景です。世界三大夜景の一つ、函館山から見る!当日、天気が良いことを祈るばかり…!
山頂までは、ロープウェイのほか、バスやタクシーなどの交通手段があります。行く人や人数に合わせて選びましょう。
8.夕食は海鮮居酒屋がおすすめ!

せっかく函館に来たのだから、美味しいものがたくさん食べたい!そこでおすすめなのが、一度にいろいろなものが食べられる居酒屋さん。その土地の名物をメニューに加えていることが多いので、旅行のときにこそ積極的に活用したいのが居酒屋なんです。
函館なら、美味しい海鮮が食べられる居酒屋を探しましょう!函館駅近くや市電「五稜郭公園前」電停周辺には居酒屋が多く集まっています。宿泊しているホテルの人におすすめを尋ねてみるのも良いでしょう。
3日目モデルコース|五稜郭公園と函館名物塩ラーメン
午前中は五稜郭公園へ。午後の飛行機で東京へ帰ります。
9.五稜郭公園

函館の観光名所のひとつ、五稜郭公園へ。箱館戦争の舞台となった場所ですが、現在は春は桜の名所としても知られる美しい公園として整備されています。
五稜郭タワーに上ると、函館山や美しい海岸線、城郭のきれいな星の形も確認できます。展示もかなり詳しくしっかりしたものになっているので、時間をかけて見学されると良いでしょう。
五稜郭タワー
- 函館市五稜郭町43-9
- 市電「五稜郭公園前」電停より徒歩約15分
- 0138-51-4785
- 9:00~18:00
- 年中無休
- 大人:900円、中高生:680円、小学生:450円、小学生未満:無料
- https://www.goryokaku-tower.co.jp/
10.ランチは塩ラーメンを

旅行最後の食事は「塩ラーメン」。北海道といえばラーメンですが、函館で有名なのがこの塩ラーメンなんです。
私のおすすめは「あじさい」。函館を代表する塩ラーメンチェーン店です。あっさりとした塩ラーメンなのですが、旨味たっぷりで物足りなさは全然ありません。丼が深めなので熱が逃げにくいのか、最後まで熱々のまま食べられるのもポイントです。市内に何店舗かあるので、ぜひ味わってみてください。
あじさい 本店
- 函館市五稜郭町29-22
- 市電「五稜郭公園前駅」より徒歩約7分
- 0138-51-8373
- 11:00〜20:25(LO)
- 定休日:第四水曜(祝祭日の場合翌平日)
- http://www.ajisai.tv/
11.五稜郭公園より函館空港へ
五稜郭公園から函館空港まではバスかタクシーを使います(電車はありません)。バスなら五稜郭地区から函館空港へ向かう「とびっこ」を利用すると良いでしょう。函館市内は渋滞することもあります。時間には余裕をもって。
プランニングのポイント
函館市内の移動
主に市電とバスがメインで、大抵の場所は周ることができます。今回作ったコースでは、市電を多く利用する2日目の朝に市電の1日乗車券の購入するとお得に周れます。夜に函館山の夜景を見るためにバスに乗る場合は市電・函館バス共通1日乗車券もおすすめ。もちろん利用回数にもよるので、旅行中どれくらい電車とバスに乗ることになるか購入前に確認しておきましょう。
函館の主な観光スポットと宿泊場所
函館観光で主要なエリアは次の3つ。宿泊ホテルはこの3つのどこかであれば、どの観光地に行くにもさほど不便はないと思います。函館は特別大きな街ではありませんし、電車やバスの便が良いのでとても観光しやすい街だからです。ただし、2泊3日と時間は限られています。できれば観光する予定の場所に合わせてホテルを選びましょう。
元町エリア
函館駅から函館山方面にかけてのエリアです。海沿いの金森倉庫、歴史的な建造物と教会、坂道など、これぞ函館!なエリア。朝市もすぐの場所にあり、函館にきたらこの辺は必ず行くべき場所です。この辺りの観光がメインであれば、元町や函館駅周辺のホテルがおすすめ。クラシックな雰囲気のおしゃれなホテルが多いのも特徴です。
元町エリアおすすめホテル
五稜郭エリア
市電の「五稜郭公園前」電停周辺です。飲食店が立ち並ぶ函館市の繁華街。五稜郭公園を見る予定があればこの辺りの宿泊も良いでしょう。リーズナブルで利用しやすいホテルが多いのが特徴です。
JRの駅にも「五稜郭」駅がありますが、五稜郭公園からはだいぶ離れているのでご注意ください。
五稜郭エリアおすすめホテル
湯の川温泉エリア
函館山とは逆側、函館空港寄りにある、温泉旅館やホテルが多く集まるエリアです。観光する場所というよりも、その名の通り温泉地です。施設によっては海が見える展望風呂があったり、函館ならではの海の幸を使った料理自慢のお宿もあります。市電やバスも通っているので交通の便も問題ありません。空港から近いので最終日前夜の宿泊にもおすすめです。
湯の川温泉エリアおすすめホテル
函館旅行にも使える!お得なクーポン
お得なクーポン
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今日は、函館の2泊3日モデルコースをご案内しました。日本には古くからある港町として横浜・神戸などがありますが、函館もそれらに負けない魅力いっぱいの素敵な街です。ぜひ一度訪れてみてください!
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