2014年のことでかなり前の話になりますが、夏休みに2泊3日で函館旅行をしました。
そもそもの目的が親戚の家に集まることだったので、初日は移動と家の用事で終了。2泊3日とはいえど実質1泊2日のようなものでしたが、しっかり函館観光できたので、その時の様子をご紹介します。
1日目|王道観光スポットと絶品函館グルメ
最初の観光スポット、五稜郭公園へ
五稜郭タワー
初日は天気が良く気持ちの良い朝!このままの天気なら夜景も見られそうです。さっそくホテルを出て、五稜郭公園へ。予定が詰まっていることもあり、朝9時には着くようにして向かいました。
五稜郭公園といえば、星形の城郭。せっかくなので、園内にある五稜郭タワーの展望台に上ってみます。
五稜郭タワーができたのは1964年ということですから、もう50年以上も前からあるんですね。今のタワーは2006年からだそうなので、私の思い出の中にあるタワーは先代のもの。今より四角い形だったような気がします。
タワー1階はお土産ショップ、2階はレストラン。函館山の麓にある老舗洋食店・五島軒のカレーも食べられるそうです!その上が展望1階・2階で、最上階の展望2階には、ペリーの来航や箱館戦争など、歴史を学べる展示があります。絵や写真パネルもたくさん使うなど、歴史が苦手な人にもわかりやすいよう工夫がされていました。
写真に入りきっていませんが、展望台からは城郭の形がはっきりわかりますね。五稜郭公園は桜の名所でもあります。ゴールデンウィークあたりは特にきれいでしょうね~!
1階に戻ってきたところでゆるキャラ発見!五稜郭タワー公式イメージキャラクター「GO太くん」だそうです。写真も撮らせてもらいました~。笑顔が素敵です。チャームポイントは避雷針(写ってないけど)。HPによると、夢は「タワー界のスターになる」だそうです。
五稜郭タワー
- 函館市五稜郭町43-9
- 市電電停「五稜郭公園前」より徒歩約15分
- 0138-51-4785
- 9:00~18:00
- 大人:1,000円、中高生:750円、小学生:500円、小学生未満:無料
- https://www.goryokaku-tower.co.jp/
函館B級グルメ「ラッキーピエロ」
五稜郭タワーを出ると、さっきより観光バスが増えて大混雑でした。外国人観光客も多く訪れています。朝一で来てよかったです。
五稜郭公園内を少し散歩していると、そろそろお腹が空く時間。函館B級グルメといえばこのお店、「ラッキーピエロ」へ!何を隠そう夫は無類のハンバーガー好きで、この函館旅行でいちばん楽しみにしていたのが実はこのラッキーピエロでした。夏休み前からずーっと待ち遠しく過ごしていたのです。
店内は相変わらずポップでキッチュ。こんなにいろいろなメニューがあったんですね。
注文したのはもちろん、いちばん人気の「チャイニーズチキンバーガー」。せっかくなので違うものを、と思い私は2番人気の「ラッキーエッグバーガー」。夫は楽しみにし過ぎて自分の中でどんどんラッキーピエロのハードルを高くしていたにもかかわらず、あまりの美味しさに感動しきりでした。私も久しぶりのラッキーピエロが懐かしくて美味しくいただきましたが、やっぱりチャイチキにすればよかったです…。
ラッキーピエロ 五稜郭公園前店
- 函館市五稜郭町30-14
- 市電電停「五稜郭公園前」より徒歩約15分
- 0138-55-4424
- 9:30~23:00(LO 22:30)
- http://luckypierrot.jp/shop/goryokaku/
函館といえばこのスポット、西部地区
ベイエリア
「五稜郭公園」電停から市電に乗って「函館駅前」へ。市電はバスより路線がわかりやすいので、函館観光にぴったりの移動手段だと思います。
お土産を見つつ金森倉庫の中もぶらぶらしながら、海沿いを歩きました。朝はあんなに晴れていたのに、急に雲の様子が…。
坂道めぐり
「十字街」から再び市電に。「函館どつく前」で下車して、函館の坂を横切りながら二十間坂を目指すことにしました。
まずは最初の坂、魚見坂。それぞれの坂に標識があります。
少し上ったところにある「大正湯」。大正時代から続く銭湯でしたが、2022年8月に惜しまれながら閉店されたそうです。
次は常盤坂。坂の向こうに船が見えます。
基坂(たぶん)。この坂を上ると元町公園と旧函館区公会堂です。
函館は北海道の中では温暖な方ですが、冬はやはり道路が凍結するらしく、うちの母は冬にこの基坂で滑ってよく転んだそう…
さて、ここが函館でいちばん有名な坂ではないでしょうか。写真がちょっと曲がってしまいましたが、八幡坂です(言い訳をすると、この辺り、本当に人が多くて、ゆっくり写真が撮れないんです…)。この後ろには演歌の大御所・北島三郎さんの母校、函館西高があります。学校の前がこんなに素敵な景色なんてうらやましいですよね。
実は私の父も西高出身。この辺りで生まれ育った父からは、函館のことを聞かされ、私自身もこどものころから函館にはよく来ていたので、私にとっても懐かしい気持ちにさせられる場所です。
お次はチャチャ登り。「チャチャ」はアイヌ語で「おじいさん」という意味。おじいさんのように腰を曲げて登るほど急な坂、ということでこの名前なんだそうです。これは下から写したものですが、だんだん疲れてきていたので登る元気がありませんでした…。
最後は二十間坂を下りていきます。まだ坂はありますが、坂散策は一旦終了です。函館山の麓をこうやって横断したことはなかったので新鮮でした。坂一つ一つにそれぞれの景色があって面白かったです。途中日が差してきたので、ソフトクリームを食べて休憩しながら歩きましたが、良い疲労感!
元町の散策ルートについてはこちらにもまとめてみました。今回歩いたルートとほぼ同じですので、参考になれば嬉しいです。
湯元啄木亭へ
このまま函館山に登る予定でしたが、当初の予定よりも暗くなるまで時間があり、歩いて汗もかいていたので日帰り温泉に行くことにしました。
今回利用した「湯元 啄木亭」は、函館の有名温泉旅館。最上階が大浴場になっています。露天が気持ちよかったです!
湯元 啄木亭
- 函館市湯川町1丁目18-15
- 市電「湯の川温泉」電停より徒歩約4分
- 0570-026-573
- 駐車場:200台
- セブンイレブンまで徒歩約6分
- サイト別口コミ評価
- (楽天トラベル:3.95|Yahoo!トラベル:3.43|じゃらん:3.8|一休.com:–)
湯の川温泉は日帰り入浴ができる施設はあまり多くありません。お料理が評判のお宿もたくさんあるので、ぜひ宿泊で温泉もお料理もお楽しみください!
メインイベント、函館山からの夜景
ロープウェイで函館山へ
温泉でゆっくりした後、夜景を見に行きます。この日の日の入り予定時間は18:30頃。空が少しずつ暗くなってくるころ、灯りがだんだん点っていく様子がきれいなので、日没よりちょっと前、18時到着を目指します。
函館山へのアクセスはバスと迷いましたが、夫が初めてということもあり、オーソドックスなロープウェイにしました。函館山のロープウェイなんていつ以来だろう。そもそも函館山に登ること自体が相当久しぶりです。小学生の頃以来かなあ。
十字街の電停で市電を降りて、ロープウェイ乗り場へ。坂がキツイ…。年配の方や小さな子にはちょっと辛いかな。ロープウェイで山頂へ行くには、乗り場まではバスやタクシーの方が良いかもしれません。
山頂は、人・人・人
夜景を見るにはちょっと時間が早かったせいか、さほど並ばずにロープウェイに乗れました。でも、山頂に着くとすごい人の数!私は背が低いので、こういう時は前方が全然見えないのです…。
人の波にもまれながらなんとか前の方へ。だんだん暗くなってきて、灯りが点り始めます。写真を撮りましたが、iPhoneではなかなかきれいに写りません。
撮影は途中で諦めて、見るほうに集中。ときどき薄雲で隠れますが、風が強めだったのですぐにまた顔を出します。それもまたきれい。雨が降らなくて良かったです。
あまりに人が多いので、完全に夜景になる前に下山することに。既に帰りのロープウェイにも列ができていましたが、1台だけ見送っただけですぐに乗ることができました。下まで降りると麓の駅は長蛇の列。この日はお盆を少し過ぎていましたが、それでもこの混雑ぶり。ゴールデンウィークなど長期休みの時期はちょっと想像がつきません…。
夕食はやっぱり海鮮!大当たりのお店でした
夜景を満喫した後は、夕食へ。再び市電に乗って、ホテルのある五稜郭へ戻ります。
今回選んだのは、「居酒屋 次郎」というお店。回転寿司もいいかな、と思いましたが、お刺身が食べたかったのでホテルから歩いて行けるこのお店にしました。
結論から言うとめちゃめちゃ美味しかったです!お刺身がとにかく超新鮮!!しかもお値段もさほど高くなく、お財布にも優しい。地元のお客さんも来られていました。本当はあまりおしえたくない、函館に行ったらまた訪れたいお店です。
お店の詳しいレビューはこちらからご覧ください!
宿泊は五稜郭公園近く。交通も便利です
今回宿泊したのは「ホテルネッツ函館」。五稜郭公園も電停も近くて便利そうだなと思い、ここに決めました(現在は運営する企業が変わり「ホテルマイステイズ函館五稜郭」になっています)。
ホテルと言えば、最近はラビスタを筆頭に函館にも朝食が美味しい宿が増えています。五稜郭公園付近では「ホテル法華クラブ函館」も人気です。
私たちは外で食べる予定だったので素泊まりにしましたが、次行ったときにはぜひぜひホテルで美味しい朝ごはんが食べたいところです!
2日目|函館最後の思い出は、函館朝市で海鮮丼!
きくよ食堂
翌日はチェックアウトをしてすぐに函館駅へ。この日の朝ごはんは朝市で♪楽しみにしていた海鮮丼です。
函館朝市は基本地元の人はあまり行かないそうです。私も食事をするのは初めて。お店は、元JUDY AND MARYで函館出身のYUKIちゃんが昔紹介していた(気がする)「きくよ食堂」を選びました。
人気の高いお店なので並ぶのを覚悟していたのですが、幸い朝のピークが過ぎていたのかすぐに入店できました。どれも美味しそうだけど、私は三種お好み丼。「うに・いくら・かに」を。
なんて美しい海鮮丼なんでしょうか!!味は…天国のようでした。東京で食べたらいくらするかな?と考えたのですが、そもそもこんなに新鮮な海鮮丼、おそらく食べられないのでは…?本当に美味しくて、人気の理由がわかる気がしました。
きくよ食堂 本店
- 函館市若松町11番15号
- JR「函館駅」より徒歩約4分
- 0138-22-3732
- 6:00~14:00 ※12~4月は6:00~13:00
- 元日はお休み
- http://hakodate-kikuyo.com/
函館は2泊3日でたっぷり観光できる!
冒頭に書いたように、今回は実質1泊2日で函館観光をしました。函館は見どころが多いですが、2日間でも効率よく周ればこんなに遊べるので、3日間あればゆったり観光ができると思います。
今回私たちは実家(札幌近郊)からの函館入りでしたが、東京からでも週末を利用して函館旅行は可能です。土日をフルに使えるよう、金曜日の仕事が終わってから出発…というモデルコースを作ってみたので、こちらもご覧くださると嬉しいです。
今日は、2泊3日の函館旅行記をご覧いただきました。2016年に北海道新幹線が開通し、飛行機以外の交通手段の選択肢が増えた函館。個人的に、函館は大人が特に楽しめる街だと思います。ご夫婦やひとり旅などにぜひおすすめしたいところです!
函館旅行にも使える!お得なクーポン
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