日本からも行きやすく、旅行先として近年大人気の台湾。治安も良く、海外旅行が初めての方にもぴったりの場所です。
中でも人気の都市・台北へは、旅行会社各社がたくさんのツアーを販売しています。ちょっと検索しただけでも、件数が多すぎてどれにしたら良いかわからない!という方も多いのではないでしょうか。
今日は、台北行きツアーを選ぶ際の比較ポイントをご案内します。
台北ツアー比較のポイント
旅行時期と日数
台北旅行のベストシーズンは?
台北は日本に比べて温かい地域です。どの季節でも楽しめますが、ベストシーズンは春と秋。夏は大変暑いので街歩きはかなり体力を消耗しますし、温暖な気候である台北でも、冬はかなり気温が下がる日もあります。また、台風の影響を受けやすいので、9~10月の旅行は注意が必要です。
台北旅行の日数
どこへ行くかにもよりますが、最低でも2泊3日は確保したいところです。滞在中、九份など近郊へも足をのばすのであれば、3泊4日あると余裕をもった旅ができます。
注意したいのが飛行機の発着時間です。同じ2泊3日でもこの発着時間によっては滞在時間が大きく変わるので、ツアーを選ぶ際には必ずチェックしてください。特に格安なものでは、滞在時間が非常に短いツアーもあるので注意が必要です。
宿泊ホテルを比較する!
日中は観光の時間なので、ホテルはほぼ寝るだけ!という方も多いと思います。が、やはり清潔で安心感のあるホテルに泊まりたいものです。ツアーの場合、あらかじめホテルが指定されているものと、いくつかの選択肢からこちらで指定できるものがあると思います。どちらの場合にも、HP等でチェックしておきたいポイントをまとめてみました。
ホテルの場所
まず確認したいのはホテルの場所。観光へMRT(地下鉄)を使うのであれば駅近が良いですし、観光付きのツアーや、移動はほぼタクシーを予定しているというのであればその限りではありません。ただ、台北駅・中山駅など大きな駅の周辺の方が食事やショッピングにも便利です。
バスタブがあると疲れも取れる
台湾は暑いのでシャワーだけでも十分とは思いますが、旅行中たくさん歩くことを考えるとバスタブがあるとなお良いでしょう。ゆっくり足を伸ばして入るお風呂があると疲れも取れやすいものです。
安すぎるホテルは避ける
あまり安すぎるホテルも考えものです。古すぎたり衛生的にあまり良くないホテルは気持ちの良いものではありませんよね。また、安ホテルの中にはラブホテル代わりに利用される場合もあるそうで、この点でもあまりおすすめできません(ツアーの場合このような心配はないとは思いますが…)。ホテルランクは最低でも3以上あると安心です。
これらのポイントは、ツアーを利用せずご自身でホテルを手配する場合にも当てはまります。実際に宿泊した人の口コミも参考にしながら選んでみてください。
フライトを比較する!
飛行機の発着時間に注意
続いて飛行機について比較してみます。「台北旅行の日数」の項でもふれましたが、まずは発着時間に着目してみましょう。格安ツアーのスケジュールをよく見ると、台湾に夕方着・台湾を早朝発というプランがよくあります。2泊3日の場合、初日と最終日はほぼ移動のみで中日しか観光にあてられません。飛行機の発着時間によって滞在時間が変わってきますので、必ずチェックしましょう。
どこの航空会社が良いの?
他に、安いツアーに多いのが直前まで航空会社が未定のもの。航空会社が未定ということは、出発時間もざっくりしかわからないということです。これではスケジュールも立てられませんよね。できるだけ確定しているプランをおすすめします。
もう一点迷うところが、LCCかFSC(LCCでないフルサービスの航空会社)か。
台北へのLCCは、ピーチアビエーションやタイガーエアなどが就航しています。 LCCは格安であるかわりに、座席の狭さや荷物制限等、不便に感じることはやはり多いです。が、何度も利用しているとその不便さもさほど気にならなくなりますし、価格の安さはやはり魅力的です。
FSCがLCCに比べ大きく優れている点は、座席や荷物の重量、サービスなどさまざまですが、やはりその安心感は何ものにも代えがたいものです。台北がいくら近いとはいえ、国外に出るという点は変わりません。欠航や大幅な遅延など、何かあったときにはやはりFSCは安心でしょう。
また、羽田発着に限定していえば、FSCの中には台北市内にある松山空港に乗り入れしている便もあります。それについては次項で説明しますね。
価格とサービス、安心感。どの点をを重視するかはそれぞれ違うと思います。自分の旅行スタイルに合わせて選びましょう。
「松山空港」 と「桃園空港」
台北へ行くには、玄関口となる空港は2つあります。台北市内にある「台北松山空港」と、台北市の南西、桃園市にある「桃園国際空港」です。
日本から松山空港に乗り入れているのは羽田発着便のみで、就航はJAL・ANA・エバー航空・チャイナエアラインの4社。台北市内にあるので中心部までの交通の便が良いのがいちばんのメリットです。その分ツアー価格も若干高めに設定されています。
それ以外は桃園空港を発着します。台北市街からは離れていますが、リムジンバスと2017年に開通したばかりの桃園MRT(地下鉄)空港線があるのでそこまで不便ではありません。ただ、時間はそれなりにかかり、バスで1時間前後、MRTなら40分前後です。
便利さと価格、どちらを重視するかで選びましょう。
空港~台北市内への送迎って必要?
旅行会社の現地スタッフが、空港と台北市内の送迎をしてくれるサービスが組み込まれているツアーがあります。交通の心配をしなくて済むので、海外旅行が初めての方でも安心ですね。
送迎付きのツアーでは、空港~市内の道中で免税店に立ち寄ることが多いです。その間、何も買わない場合はただ時間が過ぎるのを待つだけ。しかもなかなか長い。私はこの時間を過ごすのが苦痛で、送迎付きのツアーは利用しなくなりました。
送迎がなくても、先ほどご説明した通り桃園空港と松山空港のどちらからでもMRT(地下鉄)で台北中心部に移動することが可能です。MRTの券売機はありがたいことに日本語表記へ切替も可能なので、トークン(切符)を買うのも簡単。桃園空港からなら台北駅までのバスも出ています。どちらも安価で安心して利用できる移動手段です。
送迎がなくても自力で台北市内に移動することは難しくありません。事前に交通機関の利用の仕方も調べておけばより安心です。
今日は、台北ツアーの比較ポイントをご紹介しました。予算と相談しつつ、安心して旅行ができるツアーを選びましょう!
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- 予算目安(2名利用)
- 120,000円~/人
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- 予算目安(2名利用)
- 105,000円~/人
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- 予算目安(2名利用)
- 105,000円~/人
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