海外旅行も随分と身近になり、年齢問わず外国への旅を楽しむ方が増えていますね。中でも台湾は日本からも近く、年配の方でも比較的楽に、安全に旅行ができておすすめです。
今日は、シニアの方向けの「台北3泊4日モデルコース」をご案内します。時間に少しゆとりをもってスケジュールを組んでみました。高齢になると国内旅行も難しくなってきますから、「両親が元気に歩けるうちに、一度は海外へ連れて行ってあげたい!」と考えている方へも参考になると嬉しいです。
台湾がシニア層にもおすすめできる理由
台湾はその魅力からリピーターも多く、私もその一人です。実際に両親と一緒に台北旅行もしてきました。その経験から、なぜ台湾がシニア層の海外旅行先としておすすめか、5点にまとめてみます。
- 1.移動距離が短い!
- 東京から台北まで飛行機で3~3.5時間ほどと、フライト時間が短いので身体への負担が少なくて済みます。現地での観光にもあまり響かないので安心!時差も1時間です。
- 2.食事が美味しい!
- 台湾リピーターが多い理由の一つかと思います。台湾の食事は味の濃い中華料理をイメージしますが、どちらかというと淡白で油も少なめ。海外にありがちな甘すぎるスイーツもあまりありません。好みがあるので絶対とは言い切れませんが、比較的日本人の口に合う料理が多く、シニア層でも食べやすいかなと思います。
- 3.親日の方が多い!
- 実際に行くとより強く実感すると思います。日本語が通じる場所も少なくありませんし、日本語のメニューを用意してくださっている飲食店もあります。統治時代に建てられたものも大切に使ってくださっていますし、皆とても親切で、私はあまり嫌な思いをしたことがありません。それだけでも楽しく街歩きができます。治安も比較的良好です。
- 4.交通機関がリーズナブル!
- MRTという台湾の地下鉄をはじめ、公共交通機関がとてもリーズナブルな台湾。旅行するメンバーの中に高齢の方がいる場合、タクシーを利用することも多いでしょう。台湾ではタクシーの初乗り料金も安いので、短い距離でも抵抗なく乗車できるので安心です。
- 5.お年寄りに優しい人が多い!
- お年寄りに親切な方が多いです!私が両親と一緒に台湾を旅行した時は、地下鉄に乗ると必ず席を譲ってくれて両親共々本当に感激しました。
以上が、台湾がシニア層にもおすすめの旅行先である理由です。普段から旅行慣れしている方なら問題ありませんが、年配の方の中には、海外は初めて!という方も多いと思います。そんな方々でも比較的安心して旅行できるのが台湾なのです。
シニア向け!台北旅行3泊4日モデルコース
では、いよいよモデルコースのご紹介です。今回は、往路は午後桃園空港着、復路は夕方桃園空港発のツアーを想定してプランを作ってみました。ぜひプランニングの参考にしてみてください。
- 午後台湾到着!
- 18:00鼎泰豊で絶品小籠包!
- 8:00九份へ
- 14:00ホテルでひと休み
- 15:30おみやげも買える!迪化街
- 16:30台湾スイーツに挑戦!
- 17:30夜市で台湾B級グルメを堪能!
- 19:00足つぼマッサージ!
- 9:00台北101
- 12:30国立故宮博物院
- 16:30ホテルでひと休み
- 18:00「欣葉」で本格台湾料理!
- 8:00「阜杭豆漿」で朝ごはん
- 11:30空港へ
【1日目】1.鼎泰豊
【2日目】1.九份 2.迪化街 3.永楽小吃 4.原味肉飯魯肉飯 5.冰讃 6.古早味豆花 7.精気神養生会館 8.饒河街夜市
【3日目】1.台北101 2.國立故宮博物院 3.欣葉
【4日目】1.阜杭豆漿
1日目モデルコース|台湾初日の夜は鼎泰豊で絶品小籠包!!
台湾に到着!
空港に着いたら、最初にするのは両替。両替できる場所はいろいろありますが、レート面でも便宜性でも空港の中にある銀行の両替所がいちばんだと思います。
台北市内への移動手段はいくつかあります。送迎付きツアーを利用する場合は、手荷物を受け取って出口を抜けたらすぐに、ツアー名が書かれた札を持ってスタッフが待っているはずです。送迎のない方はバスか桃園MRTに乗りましょう。
台北に到着したら、まずはホテルへ。台湾が近いとはいえ、飛行機での移動は疲れるものです。夕食まではホテルでひと休み。
台湾に来たらこれを食べなきゃ!鼎泰豊の小籠包
台湾での最初の食事はやっぱりここ!「鼎泰豊(ディンタイフォン)」で絶品小籠包をいただきましょう!小籠包のお店は台北にたくさんあるのですが、鼎泰豊はお店もきれいで接客も良く、日本語も通じるので安心して食事ができます。
小籠包はもちろんなのですが、個人的には炒飯や青菜系の炒めものもおすすめ。「紅油燃麺」という旨辛の麺もぜひお試しいただきたい一品です。
そんな人気の鼎泰豊ですから、どの店舗も大盛況で60分待ちなどはザラなのですが、次のようなミールクーポンを利用すれば待ち時間が通常より少なくて済みます!。
鼎泰豊(ディンタイフォン) 食事券+事前予約サービス 優先入場つき<台湾料理/小籠包/本店または台北101店で利用可能>
鼎泰豊本店または101店の事前予約&優先入場ができる食事券です。待ち時間が通常より短いので、時間を効率的に使えます!
680TWD~
予約をしても何時に行けるかわからないし…という方は、新光三越信義店のA4館に入っている店舗がおすすめ。なぜかほかの店舗よりもお客さんが少なく、待ち時間が短いような気がします。
一つ注意点は、本店のみクレジットカードが使用できないことです。大きなお店なので使えるような感じがしますが、会計は現金のみですのでご注意ください。
鼎泰豊 信義店(本店)
- 台北市信義路二段194号
- MRT線淡水信義線・中和新蘆線「東門駅」5番出口より徒歩約1分
- +886-2-2321-8928
- 10:00~21:00(土日祝は9:00~)
- クレジットカード:不可
鼎泰豊 A4店
- 台北市松高路19号地下2階 (新光三越信義新天地A4館)
- MRT板南線「市政府駅」2番出口より徒歩約3分
- +886-2-2345-2528
- 11:00~21:30
- クレジットカード:可
2日目モデルコース|台湾の代表観光スポット・九份と台湾B級グルメ!
台湾観光のメイン!ノスタルジックな街「九份」へ
九份観光のおすすめの時間帯
2日目はいよいよ台湾観光へ!人気スポットで名高い九份へ向かいます。九份といえば夜ですが、あえて午前中です。
私はこれまで九份へ二度行きました。一回目は両親と、昼食後の午後~夕方の時間帯。二回目は夫と、夕方~夜の時間帯。二回目に行った夜の九份は、あまりの人の多さに閉口しました。あの有名なお茶屋さんの前は、人が渋滞していて全く進めず…景色どころではなかったです。この夜の時間帯に両親を連れてこなくて良かったと心底思いました。あまり遅い時間だとお店も閉まってしまいますし、日中は比較的空いていて歩きやすくいのでおすすめです。
九份への交通手段
九份へは、(1)バス、(2)電車(台鉄)+バス、(3)電車(台鉄)+タクシー、(4)タクシー、(5)現地ツアー、と何通りかの交通手段があります。
明るい時間に九份へ向かうのであれば、バスがいちばんのおすすめです。何と言っても料金が安い!100TWDほどで乗車できます。なぜ「明るい時間に」と書いたかというと…しつこいようですが九份はとにかく人が多く、夜は帰りのバスを何台か見送らなければならないほど行列ができていることもあるのです。九份は雨が多い地域なので、雨の中バスを待つのは結構辛いと思います。
どうしても夜に行きたい、しかもなるべく安く行きたい!ということであれば、こちらのシンプルな送迎のみのプランがおすすめです。
台北 – 九份 往復送迎バス乗車チケット:午後出発・日帰り観光に便利!
MRT西門駅から乗車し、夕暮れから夜にかけての九份を楽しみます!1名様から参加可能です。
480TWD~
現地でバスに乗るのが不安だなあという方は、現地ツアーを利用しましょう。日本語が話せるガイドさんが付いていることが多いので、わからないことも質問できます。ランチ付きのプランもおすすめです!
朝の九份観光ツアー 空いている朝にゆったり観光!選べる台湾麺ランチ付き<午前発/ホテルお送り/日本語ガイド>
朝早めの出発でゆったり九份観光ができます。混雑を避けるなら午前中がおすすめ!
1,400TWD~
※九份は階段が多く道も狭いので、上り下りが難しい方には少し厳しい観光スポットです。行かれる場合は、混載のツアーよりも貸し切りチャーターツアーなどの方がゆっくり過ごせると思います。
ホテルでちょっとひと休み
台湾を旅行していて、実はなかなか重要なのがこの「ひと休み」です。
台湾は日本以上に暑く、少し歩いただけでも体力を消耗します。夏は特に、こまめに水分補給をし、休憩を適宜はさんで観光しましょう。
お土産もここで!迪化街
午後からは「迪化街」へ向かいます。
淡水河からすぐの場所にあるこのエリアは、近くに港があるため、日本統治時代から問屋が集まる商業地だったそうです。そういったわけで現在も問屋街として残っているのですね。からすみやドライフルーツ、茶葉など、お土産探しにぴったりの場所でもあります。
近年は古い建物をリノベーションし、カフェや雑貨屋さんなどとしておしゃれに生まれ変わったところもあります。そんな新旧が入り混じった街並みを見るのも楽しみの一つです。
また、迪化街は美味しい小吃(手軽に食べられる料理)のお店も多いエリアです。「孤独のグルメ Season5」で五郎さんが行ったお店もありますよ~。
孤独のグルメで紹介されていたお店
永楽小吃
五郎さんが食べたものは「鶏肉飯」と煮玉子などの「おかず盛り合わせ」。台湾にはこういったお店がたくさんありますね。
永楽小吃
- 台北市大同區南京西路233巷20號
- MRT松山新店線「北門駅」より徒歩約8分
- 11:30~20:00
原味肉飯魯肉飯
ここでは「乾麺」と「下水湯」。乾麺は汁なしの和え麺のことです。下水湯はちょっとびっくりする名前ですが、モツの入ったスープのこと。台湾ではよく食べられるみたいです。
原味肉飯魯肉飯
- 台北市大同區永昌街19號
- MRT松山新店線「北門駅」より徒歩約10分
- +886-2-2556-7237
- 11:30~20:00
- 定休日:日曜
- クレジットカード:不可
絶品!台湾スイーツ
せっかく台湾に来たなら、どうしても食べておきたいのが台湾スイーツです。迪化街の近くに、おすすめのお店が2軒あります。
冰讃
台湾といえばやはりこれ、マンゴーかき氷です!「冰讃」は、マンゴーが収穫できる時期だけオープンするというこだわりのお店。ボリュームたっぷりなので、2人以上でシェアすると良いでしょう。
冰讃
- 台北市大同區雙連街2號
- MRT淡水信義線「雙連駅」2番出口より徒歩約3分
- +886-2-2550-6769
- 11:00~22:30
- 毎年4月~10月のみ営業
- クレジットカード:不可
古早味豆花
創業から20年ほどたつ豆花の有名店で、ドラマ「孤独のグルメ」で五郎さんも訪れたお店です。「古早味」とは「懐かしい味」という意味合いだそう。
「豆花」は、大豆を使った台湾スイーツのことで、見た目は豆腐プリンをイメージしていいただくと良いと思います。甘さ控えめのとても優しい味で、私も大好きな台湾スイーツです。温かいものと冷たいものが選べて、ピーナッツやフルーツなど、いろいろなトッピングもできます。
日本でも提供するお店が少しずつ増えてきていますが、まだあまり知名度は高くありませんね。タピオカに続いてこれから流行するのではないかな~と密かに期待しています。
古早味豆花
- 台北市大同區民生西路210號
- MRT淡水信義線「雙連駅」1番出口より徒歩約8分
- +886-2-2558-1800
- 10:00~1:00
- クレジットカード:不可
疲れた身体をリフレッシュ!足つぼマッサージ
これを楽しみに台湾に来る方も多いのではないでしょうか。1日観光して疲れた身体を癒せるのは、やはりマッサージです。
台湾にはたくさんのマッサージ店があるのですが、私のおすすめは、台北駅の近くにある「精氣神養生會館」です。2階にあるのでお店の中が見えず、しかも細い階段を上っていくのでちょっと不安ですが、とても良いマッサージ店です。スタッフも真面目で無駄話をすることもありませんし(スタッフ同士でおしゃべりしながらマッサージ…というのは台湾ではよく見かけます)、とても親切。簡単な日本語ならOKですし、LINEで予約ができるのも便利です。
精氣神養生會館
- 台北市中正區公園路28-1号2階
- MRT「台北駅」M8(公園路)出口より徒歩約3分
- +886-2-2312-0606
- 11:00~22:00
- 詳細をみる(台北ナビ)
- ※お店のLINE IDは台北ナビをご覧ください。
台湾のB級グルメが大集合!饒河街夜市
台湾グルメを楽しみたいなら、必ず行きたいのが夜市ですよね。台湾のガイドブックを見ると、いちばん最初に大きく載っているのが「士林夜市」かと思います。食べものだけでなく服や雑貨、射的などのゲームもあり、大変規模の大きい夜市です。テレビの旅番組でもよく紹介されていますよね。
この士林夜市ですが、規模が大きく知名度も高いだけあり、とにかく人が多い多い。歩くだけで精一杯で、食べ歩きどころじゃないなあというのが正直な感想です。近年は地下に「美食区」というフードコートのようなものができ、座って食べられるところもありますが、これはこれで夜市感が物足りない…。
ということで、私がおすすめしたいのが「饒河街夜市」。ライトアップがまぶしい「松山慈祐宮」というお寺の前にある夜市で、グルメ屋台と占いが多い印象です。一本道にずらりと屋台が並び、士林夜市に比べれば断然歩きやすい夜市だと思います。
ここでぜひ食べたいのが胡椒餅!「福州世祖胡椒餅」という有名なお店です。夜市の入り口を入るとすぐにあり、人が並んでいるのですぐわかると思います。外側はパリッと焼かれていて、中はたっぷりのネギと豚ひき肉餡。胡椒がほどよくスパイシーで、これを書いている今も「また食べたい!」と思わせる一品です。並んでいる間に作っている様子を見るのもまた楽しい。饒河街夜市に行ったらぜひ召し上がってみてくださいね!
饒河街夜市
- MRT松山新店線「松山駅」より徒歩約1分
- 17:00~翌1:00頃
3日目モデルコース|台湾2大定番スポットと本格台湾料理!
台北のシンボル「台北101」へ
3日目は、高さ508mの超高層ビル「台北101」からスタートです。下から見るだけでもすごい迫力!展望台はいつも混雑しているので、最上階まで上るのであれば事前予約がおすすめです。故宮博物院とのセットチケット(この後ご紹介します)もあるので、スケジュールに合わせて選んでください。
台北101展望台の入場割引チケットです。通常600TWDが540TWD!
540TWD~
【割引価格】台北101展望台 ファストパス(優先入場チケット)
展望台へのファストパス!長時間並ぶことなく優先入場できます。
1,020TWD~
台北101には展望台だけでなく、ブランドショップや飲食店も多数入っています。ランチをするなら、おすすめは地下1階にあるフードコート。席を取るのはなかなか大変ですが、お店もメニューも充実の内容でどれを食べて良いか迷うほど!ぜひのぞいてみてくださいね。
台北101
- 台北市信義路五段7号
- MRT淡水信義線「台北101/世貿駅」よりすぐ
- +886-2-8101-8800
- 【展望台】9:00~22:00(最終入場21:15まで)【ショッピングモール】11:00〜21:30(金土祝22:00まで)
- http://www.taipei101mall.com.tw/
中国美術の名宝が勢ぞろい!國立故宮博物院
午後は台北101と並ぶ定番スポット、「國立故宮博物院」へ向かいます。
故宮博物院はMRTの駅からは少し不便な場所にあります。 台北101から故宮博物院へのアクセスは、直通送迎バスがおすすめ!購入時、「送迎のみ」か「台北101展望台と故宮博物院のチケットのセット」のどちらか選べます。チケットは台北101のチケットカウンター横で引き換えができ、これを購入しておけばかなり時間が短縮できると評判のプランです。
台北101展望台 – 故宮博物院 直通送迎バス / 入場チケットセットプラン
台湾・国立故宮博物院と台北101展望台の入場チケットと、送迎バス「KKdayエクスプレス」乗車券のセットプランです。直通バスで効率よく移動できとても便利!バスチケットのみのプランも選べます。
1,020TWD~
コレクションのなかでも、ひときわ有名なのが「翠玉白菜」と「肉形石」。どちらも本物そっくりでしばし見とれてしまいます。2015年に台中の嘉義に分院がオープンし、残念ながら2つ同時に見られないこともあるようです。外国へ出張していることもあります。HP等をチェックしてから訪れた方が良いでしょう。
膨大な展示物があり、見学には結構な時間がかかります。ポイントを抑えて見学するには、ガイド付きのツアーもおすすめ。詳しく説明もしてくれるので、知識も深まります。
故宮博物院 日本語ガイド付き見学ツアー 半日で見どころをクイック観光!<午前 or 午後>
案内90分、自由見学30分のプランで、膨大なコレクションの中から、日本語ガイドが効率よく案内してくれます。
1,700TWD~
帰りにタクシーを利用する場合は、B1階のサービスカウンターでタクシーを呼んでもらいましょう。出口やタクシー乗り場付近にいるタクシーの運転手の客引きはかなりしつこいです(ぼったくりする悪質なものもいます)。
國立故宮博物院
- 台北市至善路二段221号
- MRT淡水信義線「士林駅」より車で10分
- +886-2-2881-2021
- 8:30~18:30 ※金土は夜間開館(18:30~21:00)あり。
- 350TWD
- https://www.npm.gov.tw/ja/
最後の夕食は台湾料理の名店で
台湾最後の夜は、有名店の「欣葉(シンイエ)」。本格的な台湾料理が味わえます。私も両親と一緒に台北に行ったとき、このお店で食事をしました。メニューも豊富ですし、一品一品とても美味しく、日本人も好む味だなと感じました。お店の方も観光客には慣れているようで、初めてでも安心して利用できるお店です。
創業30年以上、台湾料理の代表ともいえる有名店です。リピーターも多い人気のお店!
1,100TWD~
欣葉(シンイエ)
- 台北市中山区雙城街34-1号
- MRT中和新蘆線「中山國小駅」より徒歩約10分
- +886-2-2596-3255
- 11:00~0:00
- クレジットカード:可
4日目モデルコース|台湾旅行最終日!締めは有名朝食店で
行列覚悟!「阜杭豆漿」 で人気の朝ごはん
とうとう最終日です。最後の朝食はホテルの外で。行列ができるほど人気の「阜杭豆漿」で地元の方に混ざって朝ごはんを楽しみましょう。
人気は豆漿(豆乳)や 蛋餅(クレープのようなもの)。どちらも台湾でよく食べられている朝ごはんです。特に豆漿は、このお店に行く人のほとんどが注文するのではないでしょうか。
特に人気なのは「鹹豆漿 」。豆乳というよりも、おぼろ豆腐の温かいスープ、といった方がしっくりきます。揚げパンなど具が入っており、甘くなくむしろ少しだしがきいているような、不思議な味 。朝の胃に優しい!と評判です。もちろん普通の豆乳もあるので、両方試してみると良いでしょう。
ご注意いただきたいのが、豆漿や蛋餅をはじめほとんどのメニューが量が多かったり、サイズが大きいこと!並んでいるときに食事をしている人の様子が見えるので、だいたいの量やサイズを把握して、グループでシェアする前提で注文すると良いと思います。
阜杭豆漿
- 台北市中正區忠孝東路一段108號2樓
- MRT板南線「善導寺」駅5番出口よりすぐ
- +886-2-2392-2175
- 5:30~12:30(無くなり次第終了)
- 定休日:月曜
- クレジットカード:不可
帰路へ
ホテルに戻って荷物をピックアップ。お土産を詰めて空港へ向かいます。これで全日程が終了。お疲れさまでした!
台湾シニア旅行、プランニングのコツ
台北旅行におすすめの季節
天気が安定する3~4月、10~11月がおすすめです。私は6月に行ったのですが、運良く雨にはほとんど当たらなかった代わりに、とにかく暑くて暑くて大変でした。台湾の夏は日本以上に蒸し暑く、日射しもとても強いです。一方室内は冷房がかなり効いており、気温差により体力も消耗します。年配の方には特に夏は辛いかもしれません。
宿泊ホテル
ホテルの場所は、MRTの駅周辺が便利です。台北中心部の道路はきれいですが、スーツケースを引いて長く歩くのはなかなか大変です。タクシー中心の移動を予定しているのでなければ、できるだけ駅の近くが良いでしょう。複数路線が乗り入れる台北駅や中山駅周辺であれば間違いありません。
ホテルは、選べるならトイレとバスのセパレートタイプのお部屋があるところがおすすめです。ちょっとお値段は上がりますが、ゆっくりお湯に浸かれるので疲れが取れやすいと思います。ウォシュレットの有無のチェックも忘れずに。
台北市内の交通機関
台北市内には台北MRTという地下鉄があり、とてもリーズナブルに利用することができます。乗り方も難しくないので、移動はMRTが基本になるかと思います。ただ、台北はタクシー料金も手頃なので、ちょっと疲れてきたな…というときは躊躇せず利用してください。
スケジュールはゆとりをもって
私が両親と台湾に行ったときは、あれもこれもと詰め込みすぎて、かなり急ぎ足になってしまったり、結局行けなかったところもありました。体力的な面を考えれば、もう少しゆっくりとしたスケジュールを組めばよかったなと反省しています。海外旅行は意外と疲労も溜まるので、ゆとりをもって計画を立てましょう。
今日は、シニアの方向けの「台北3泊4日モデルコース」を作成してみました。
初めての海外旅行でも安心して過ごすことができる台湾。ぜひ次の旅行先に検討してみてください!
台北行き3泊4日おすすめツアー
予算目安(2名利用)
48,000円~/人
- キャセイパシフィック航空
- シーザーパークホテル台北
予算目安(2名利用)
44,000円~/人
- エバー航空
- コスモスホテル台北
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