博多グルメの代表といえばもつ鍋です。福岡市内にはたくさんのもつ鍋のお店があるのですが、1度の旅行で何軒も周れないという現実から、お店選びはなかなか悩ましいところではないでしょうか。
今日は、そんな福岡のもつ鍋店の中でも、よくガイドブックに掲載されている人気の3店を食べ比べた感想を書いていきたいと思います!
※同じお店でも、支店によりメニュー構成や価格が異なる場合があります。お出かけの際には事前にご確認をお願いいたします。
博多のもつ鍋人気店食べ比べ
もつ鍋食べ比べ(1) 元祖もつ鍋楽天地 博多駅新幹線口店
福岡のガイドブックには必ずと言っていいほど掲載されている、人気もつ鍋店「元祖もつ鍋 楽天地」。福岡市内に12店舗展開しています。「もつ鍋の〆のちゃんぽん」発祥の店だそうです。
メニュー
スープの味 | 1種類(しょうゆベース) |
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もつ鍋単品(1人前) | 1,260円(税抜) |
セットメニュー | 2,520円~(税抜) |
サイドメニュー | 酢もつ・キムチ・明太子 |
個人的な感想(2017年利用)
メニューは、もつ鍋単品に2種類のコース、サイドメニューは酢もつ、キムチ、明太子という潔いお店です。もつ鍋を食べさせるんだという意気込みが伝わってくるようです…!
1人前の価格も今回ご紹介する中ではいちばんリーズナブルですし、ランチでサッともつ鍋だけ食べたい!という方にはおすすめですが、夕食でお酒を飲みながら、博多グルメをいろいろつまみたいという方にはほかのお店の方が良いかもしれません。
今回は単品で注文しました。席に運ばれてきた鍋はガイドブックのとおり!高く盛られたニラはかなりのインパクトです。人気が出るのもわかる気がします。
スープは醤油ベースで、にんにくがたっぷり。山盛りのニラと相まってかなりワイルドな味。もつの量も十分と感じました。ただ、お腹が空いている前半は良いのですが、後半から〆のちゃんぽんあたりになってくるとニラとにんにくがだんだんとくどく感じてきてしまいました。これは年齢のせいもあるかも…若い人には良いのかな。
私が今回行った「博多駅新幹線口店」は、カジュアルな雰囲気でとても活気のあるお店でした。もつ鍋は見た目も味もかなりインパクトがありますし、賑やかなお店なので、総合的にみると若い方におすすめのお店です。
こちらの店舗はビル建て壊しのため2022年3月をもって閉店しました。現在は元のお店から徒歩3分の場所へ移転、「ヨドバシ博多駅店」として営業されています。もつ焼きなども楽しめる新業態の店舗だそうです!
元祖もつ鍋もつ焼き楽天地 ヨドバシ博多駅店
- 福岡市博多区博多駅中央街6-12 ヨドバシ博多ビル1F
- JR「博多駅」筑紫口より徒歩約1分
- 092-441-7744
- 12:00~27:00(LO 26:30)※12/30は~24:00、12/31は~22:00、元旦は17:00OPEN
- 年中無休
- クレジットカード可、電子マネー可
もつ鍋食べ比べ(2)もつ鍋笑楽 博多駅店
創業から30年以上のもつ鍋専門店「もつ鍋笑楽」。西中洲の本店を含め、福岡市内に3店舗展開しています。九州産和牛のもつのみを使用しているそうです。
メニュー
スープの味 | 3種類(しょうゆ・みそ味白・塩) |
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もつ鍋単品(1人前) | 1,520円(税抜) |
セットメニュー | ランチ: 1,450円(税抜)~、夜:3,500円(税抜)~ |
サイドメニュー | 明太子・熊本馬刺し・唐揚げなど |
個人的な感想(2015年)
メニューはもつ鍋単品のほか、ランチのセットメニューと夜のコースが用意されています。中でもランチの「もつ鍋定食」は、もつ鍋にもやしナムル・明太子・酢もつが付いて1,450円とかなりお得なセットです。
サイドメニューは豊富。熊本の馬刺しのほか、「センマイ刺し」や「ミノの唐揚げ」など、ホルモンを使った料理も人気のようです。揚げ物などがっつりメニューも多い印象。
今回はランチの時間だったので、私たちも「もつ鍋定食」を注文しました。お店のおすすめに従って、3種類あるスープのうちの「しょうゆ」を選択。何と食べる前の写真がなく、ホットペッパーさんの写真をお借りします…。
「楽天地」のビジュアルと比べるとおとなしく感じましたが、普通はこんなものだと思います(笑)。楽天地が特殊なだけですよね…。
もつの量は若干少なめに感じました。男性だとちょっと物足りないかも…?しょうゆベースのスープも、初めはあっさりしていてとても美味しく食べられるのですが、だんだんともつの脂にスープの味が負けていってしまうのが残念です。ごぼうが入っているので味に深みが出て、美味しいスープなのですが…。次に来ることがあればみそ味も食べてみたいところ。
私たちが今回行ったのは、JR博多駅の駅ビル「アミュプラザ博多」10Fにある「くうてん」というレストランフロア内の店舗でした。内装はかなりおしゃれで清潔感もあり、女性にも喜ばれるのではないでしょうか。
もつ鍋笑楽 博多駅店
- 福岡市博多区博多駅中央街1-1 アミュプラザ博多10F『くうてん』内
- JR「博多駅」より徒歩約1分
- 092-409-6860
- 11:00〜15:00(LO 14:30)
- 16:00〜23:00(LO 22:30)※土曜は〜24:00(LO 23:30)
- クレジットカード可、電子マネー可
もつ鍋食べ比べ(3)博多もつ鍋 おおやま 博多デイトス
食べログなどグルメサイトでも高評価の「博多もつ鍋 おおやま」。今回ご紹介する3軒のなかで、個人的にいちばんのおすすめがこのお店です。福岡県内の9店舗を含め、東京や大阪など全国に20店舗展開しています。私は福岡と東京の店舗に行ったことがあるのですが、博多の店舗の方が断然美味しく感じました(気のせいかもしれませんが…)。
メニュー
スープの味 | 3種類(みそ・しょうゆ・水炊き風) |
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もつ鍋単品(1人前) | 1,630円(税抜) |
セットメニュー | ランチ:1,480円(税抜)~、夜:2,727円(税抜)~ |
サイドメニュー | 明太子・熊本馬刺し・チャンジャなど |
個人的な感想(2022年)
メニューはもつ鍋単品のほか、ランチのセットメニューと夜のコースが用意されています。夜のコースも1人前2,727円からとお得です。
サイドメニューはお酒のおつまみ系が中心。酢もつや明太子など福岡名物を中心に、熊本の馬刺し、キムチなど豊富で、もつ鍋以外のメニューだけでもお酒が進みそうです。
今回はお店おすすめのみそ味を単品で注文しました。もつは量も大きさも丁度よく、プリプリで大満足。スープも、もつやニラの存在に負けることのない味、かといって濃すぎるわけではないのでどんどん箸が進みますよ。全体的にバランスが取れたもつ鍋で、高評価なのもうなずけます!
3種類あるスープのうち、ほかのお店でなかなか見られないのが「水炊き風」です。もつ鍋というと、にんにくが入っているのでどうしても食べた後のにおいが気になる、という方も多いのではないでしょうか。「水炊き風」は、薄味で煮込んだもつを大根おろしとぽん酢でいただくもつ鍋。味噌や醤油味よりあっさり食べられるので、こちらもおすすめです。
今回利用した店舗は一人旅の方でも利用しやすい店舗です。駅直結のビルに入っているので出張客も多く、一人でも違和感がありません。私も一人で利用したことがあるのですが、快適に食事ができました。一人旅に嬉しい、お一人様用のコースもあるのでぜひ利用してみてください。
博多もつ鍋 おおやま 博多デイトス
- 福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多デイトス1F(博多ほろよい通り)
- JR「博多駅」より徒歩約1分
- 092-475-8266
- 11:00〜15:00
- 15:00〜23:00(LO 22:30)
- 年中無休
- クレジットカード可、電子マネー可
今日は、博多で食べ比べたもつ鍋人気店を3軒レビューしてみました。あくまで私個人が食べた感想なので人によって違う意見もあるとは思いますが、なるべく正直に書いたつもりです。スイーツなどと違って、もつ鍋の食べ比べは一度の旅行ではなかなかできないので参考になればいいなと思います。ぜひ、お気に入りのもつ鍋店を見つけてくださいね!
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