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両親に春の京都旅行をプレゼントしました

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京都
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両親に京都旅行をプレゼントしました。計画段階から両親の感想まで、一連の記録です。

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旅行計画に着手!

行き先を決める

旅行が決まったら、気持ちが変わらないうちにすぐに計画を始めました。両親の好み、食べたいものなどから行き先をピックアップ。各地の見どころやだいたいの予算(本当は旅行代全て支払ってあげたかったのですが、さすがにそれはできないと言われたので)などをエクセルにまとめ、メールでやり取りをしました。挙げていたのは金沢・関西・名古屋・広島・福岡

父は若いころにいろいろなところへ行っているのですが、母は旅行自体の経験があまりなかったので、行き先は母の意見を尊重するつもりでした。しかしその母、「ここもいいけどあっちもいいなあ」みたいな感じでなかなか行き先を決められない。そこへ父が「京都は良かった思い出があるから、お母さんにも見てほしいなあ」とのこと。きけば父も50年前(!)に行ったきりということで、行き先は京都に決まりました!

実家のある北海道は歴史が浅いですから、昔からの建物などというとせいぜい江戸後期から明治くらいのものです。私自身、修学旅行で初めて京都に行ったときに同じ国内とは思えないほどの雰囲気の違いに本当に感動したので、母にも見せてあげたいなと思っていました。

旅行の時期

北海道は11月半ばには雪が降りだしますから、晩秋から冬にかけては家の周りの除雪が心配でなかなか旅行は難しいといった事情があります。でも夏の京都は暑さが厳しい…ということで、旅行は4月になりました。京都は見どころが多く、さらに「大阪もちょっと行ってみたい」とのことで日程は3泊4日。このとき10月で、4月まではあと半年、ゆっくり計画ができそうです!

とりあえず、この時点でホテルだけ予約をとりました。4月といえば桜!京都が混雑する時期でもあります。「桜は見られなくても良いから、あまりに混み合う時期は避けたい」とのことで、4月の2週目に予約。例年の桜の開花時期である3月末~4月の第1週は値段も高く、ホテルによってはすでに空室が少ないところもありました。早めに予約してよかった…!

父、スマホをもつ

これを機会に、夫婦でガラケーだった両親でしたが、父のみスマホに替えることにしました。外でいろいろ検索できると便利だと思ったからです。まだ機種変してから2年経っていなかったのと、まだ完全に切り替えるには不安ということもあり、とりあえず今まで使っていたガラケーはそのまま、スマホは安価な機種をプレゼント。楽天モバイルでデータSIMのみ契約して、2台持ちすることにしました。

わりと新しいもの好きの父、これには2つ返事でOKでした。どうやら使ってみたかったけど、1人ではよくわからないし、「スマホ=高い」というイメージだったようです。ひとまず一番安い契約をしたので、当時月525円。これならチャレンジできます。年末年始、私の夫の手取り足取りの指導でようやく少し使えるようになりました。でも、スマホって最初はわかりにくい。私も初めは慣れなかったもの。それを70歳近くで覚えようとするのだから、大変です。

チケット手配

京都までの交通

飛行機代は、片道分だけもたせてもらいました。本当は往復プレゼントしたかったのですが、交通費は自分たちで払いたいとのことで、なんとか片道分ずつということで収まりました。

航空券の予約はこちらで行いました。搭乗者(両親)の名前で予約し、決済後に予約番号や確認番号を伝えておきます。両親が払う分は、予約時に来るメールを転送して、コンビニで支払いをしてもらいました。

宿泊したホテル

宿泊代金は、以前プレゼントした旅行券でまかなうことにしました。どのホテルにするかは任せてくれたので、私の方で予約。

今回泊まったホテルはこの2つ。

ホテルグランバッハ京都セレクト

地下鉄の「四条駅」からも徒歩約8分と、大変便利な立地です。祇園も近いし、夜ちょっと散歩に出るにも良いかな~ということで、ここを選びました。

両親曰く、朝食がとても美味しかったとのこと!2泊したので、和洋それぞれ1回ずついただいたそうです。お部屋も京都らしくて素敵。このホテル、めちゃくちゃ好評でした。

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ホテルグランバッハ京都セレクト

御堂筋ホテル

御堂筋線なんば駅から徒歩約2分!こちらも便利な場所です。帰りの飛行機は関空からだったので、南海線にも乗りやすいのでここにしました。

大浴場もありますが、今回予約したツインのお部屋には洗い場付きのユニットバスがついているのもポイントでした。しかも客室にも温泉が引かれています。母は手術跡があり、大浴場の利用を控えているため大変喜んでいました。もう少し専用の入浴着の利用や周知が広まると、母も大浴場に入りやすくなるのですが、なかなか難しいですね。今度はお部屋に温泉の付いた宿に連れて行ってあげたいです。

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御堂筋ホテル

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3泊4日のスケジュール

コースを検討

1月の末に各空港会社で夏季のダイヤを発表するので、それを待ってからスケジュールを立て始めました。お正月の帰省時に「るるぶ」を購入、ここは行きたいというところをピックアップしてもらっていました(ここでも母、迷いっぱなし)。行きたいところは「二条城か京都御所」「清水寺」「金閣」「嵐山」、あとは祇園辺りを散策したい。見事に王道です(笑)。あとは、父が昔京都に行ったときに食べた「にしんそば」がとても美味しかったそうで、どうしてもまた食べたいとのことでした。

京都の隣県出身の夫の力も借りて、何とか効率よく周れるよう考えていきます。あまり時間がない初日は二条城、時間がたっぷり必要な金閣~嵐山は2日目に、朝から動ける3日目は清水寺に…としました。

簡単に書くと、

【1日目】二条城・祇園

【2日目】金閣・龍安寺・仁和寺・嵐山

【3日目】清水寺 夕方から大阪へ

【4日目】大阪城

このような感じです。以前書いた記事「京都の王道スポットを巡る2泊3日モデルコース!」に大阪観光を加えた形です。

また、「旅のしおり」としてYahoo!の「girlip」というツールを使いました。Yahoo!IDがあれば作成できますし、共有も印刷もできるので便利だったのですが、現在はサービス終了してしまったみたいです。

なので、最近は同じように旅行スケジュールを作成する「tabiori」というアプリを使っています。PCでも編集できますし、印刷もOK、とても使いやすくておすすめです。

スケジュール決めでいちばん大変だったのは時間配分。高齢になってきているので歩くのもゆっくりですし、途中の看板を見過ごしてしまうかもしれない。駅で迷うかもしれない…と思うと、所要時間は普段自分が旅行に行くよりも多く考えておかなければなりません。

注意したことはこちらの記事にまとめたので、よろしければご覧ください。

食事はどうする?

旅行はやっぱり食事が楽しみ。基本的には現地で食べたいものを食べてもらいましたが、希望のあったにしんそばのお店はあらかじめ調べておきました。

総本家にしんそば 松葉

2日目の夜は、夫が以前ランチで行ったことのあるお店を予約。事前にコース代金は私の方で振込にて支払いをしておきました。

しゅん逢 紗々木

いざ、旅立ち

京都

とうとう半年かけて計画した旅行の日。何だか私までそわそわ。関西地方はあいにくの雨と強風。伊丹空港を使ったのですが、着陸時はかなり揺れがひどかったみたいです。

空港から京都まではリムジンバスにしました。荷物もありますし、何度も乗換するよりずっと楽なので。

伊丹空港からの空港リムジンバス

幸い雨は初日の夜には止んだようで、その後は天候に恵まれました。しかも、桜の時期を1週間外したつもりだったのですが、なんとこの年は開花が遅く、旅行中ちょうど満開の桜が観られるという嬉しい誤算。どこに行っても美しい桜で、本当にきれいだった~!とのこと。嵐山へ行く際には嵐電を利用したので、有名な桜のトンネルも楽しめたようです。私も春の京都は行ったことがないので、ちょっとうらやましい!

大阪

大阪観光のメインは大阪城。両親もNHKの大河ドラマ「真田丸」を観ていたので、中の展示も楽しめたようです。大阪城ってエレベーターもあるしもはや現代の建物ですが、高齢者にはこれくらいが良いのかな…と思ってしまいます。松本城などは若い人でも最上部まで上るのはかなりきついですよね。

旅行を終えて

両親の感想

途中電車や道を間違えたりとちょっとしたアクシデントはあったものの、大きな事故もなく無事旅行を終えることができました。ここで、両親の感想をまとめたいと思います。

桜がとにかくきれいだった!!あんなに素晴らしい桜は見たことがない。

電車の乗車位置をあらかじめおしえてもらっていたのですごく助かった。出口もすぐわかったし、無駄に歩くことがなく良かった。両親にプレゼントする京都旅行。計画のコツをおしえます!

スマホは使いこなせなかった…

スケジュールをしっかり決めて、交通機関も調べてもらったおかげで効率よく周れた。2人だったら1/3も周れなかったと思う。

食事がどこも美味しかった。北海道とは味付けが違う!

また旅行に行きたい。

私自身の感想

そもそもなぜ今回の旅行に至ったかというと、私たち夫婦が結婚した際、双方の両親へのお礼として旅行券をプレゼントしていました。私の実家の両親はなかなかそれを使う機会がなく、しばらく放置状態だったのですが、二人ともだんだんと年齢を重ね元気に旅行に行けるのもそんなに長くないなと感じ、こちらで計画をして半ば無理矢理行ってもらうことにしたのです。

旅行を決断する(させる?)までには半年くらいかかりました。父曰く、「せっかくもらった旅行券を使うのが何となくもったいない」とのこと…。気持ちはわかりますが、使わないほうがもったいない気がします(笑)

実際のところ、年を取ってくるとどうしても旅行は億劫になってくるようです。昔は父が計画し、家族旅行へたくさん連れて行ってもらっていたのですが…。「元気に歩いて旅行できるのも今のうちだよ(父は70歳)」「たまには2人で遠くに行ってみたら楽しいよ」等説得して、ようやく重い腰を上げました(笑)

結果的には、半年かけてゆっくり計画したのはすごく良かったなと思っています。じっくり話をきいて二人の好みを取り入れ、両親仕様の旅に仕上がりました(行き先は王道ですが)。最初は億劫がっていた父も、計画が進むにつれてだんだん楽しみになってきているのが伝わってきて、こちらまで嬉しくなってきました。

一方、「親も年を取ったんだな」と思うことも多々あって、計画中は寂しい気持ちにもなりました。老眼で地図が見えにくかったり、言ったり聞いたりしたことをすぐ忘れたりと、確実に年を重ねていることを実感。昔は私が引っ張ってもらって、守ってもらっていたけど、今は逆。切ないけど仕方のないこと。でも最終的には本当に喜んでくれて、プレゼントして良かったなと思っています。

旅行中スマホをあまり使いこなせなかった父でしたが、今や生活に欠かせないものになるほどしっかり習得したようです。四六時中触っているので、スマホを見すぎて怒られる中高生みたいになっています(笑)。併用していたガラケーも卒業。今では母もスマホです。

両親ともに、またどこかに行きたい!と言っており、そのときはまた喜んで計画しようと考えています。ただ、両親もさらに年齢を重ねてきているので、次は一緒に行くか、ツアーなどの方が良いのかなとも思います。

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体験型カタログギフト「EXETIME」

価格帯が選べる体験型のギフトカタログです。温泉や日帰り体験など比較的安価なものから、最上級のPlatinumまで、6種類のカタログがあります。

一番人気はPart.5で、両親の誕生日や結婚記念日、還暦祝い、退職祝い等のプレゼントに購入されるケースが多いそうです。内容もホテルレストランでのディナーや温泉や高級ホテルでのペア宿泊など、プレゼントにぴったり。価格は 55,660円と両親への贈りものに適した価格となっています。

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