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旅行記|香港との雰囲気の違いにびっくり!喧騒のマカオを旅する

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海外
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2泊4日の香港旅行、最後はマカオです。同時期に中国へ返還された香港とマカオ。それらの雰囲気には大きな違いがありました。

\ 香港観光と香港グルメについてはこちら /

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2018年開通!香港とマカオを結ぶ港珠澳大橋

港珠澳大橋香港口岸へ

ホテル近くで朝食をとってから、早々に出発。2日間の香港はかなり楽しめました。旅行中は民主化デモの影響もほとんどなく、特別危険を感じることもなく、無事に過ごすことができました。

3日目のこの日はマカオに場所を移して、この旅最後の観光です。夜には香港空港に戻るので、かなり忙しい一日になりそう。マカオまではフェリーとどちらにするか迷いましたが、せっかく前年にマカオと香港を結ぶ橋「港珠澳大橋」が開通したということで、バスを選択しました。

ホテルを出たらまずはMTRに乗って「欣澳」という駅へ。ここからバスに乗り換えて、港珠澳大橋の香港側の玄関である香港口岸へ向かいます。

勘違い?荷物が預けられない!

こちらがターミナルビル。かなり大きくて立派です!日本の地方空港ぐらいの規模がありそう。

パスポートのチェックを受けてからバスのチケットを購入します。片道65HKD/人です。

一体どこで読んだのか、香港側で荷物が預けられると知り、乗車前に構内を探したのですがそれっぽいものが全く見当たりません。結局見つけられず、スーツケースも一緒にマカオに行くことになってしまいました。詰めの甘さに後悔しつつ乗車。

マカオ到着後は身軽に観光するつもりだったので、予定を大幅に変更せざるを得ません。せっかくバスに乗ったのに、道中の大半をコインロッカーなど荷物の預け先を調べる時間に当ててしまいました…。景色をもっと楽しむべきところを、なんてもったいない。

さて、マカオ側に到着。調べた結果ですが、ホテルグランドリスボアで荷物を無料で預かってくれると知りました(今はわかりません)。当初は公共バスで鄭家屋敷など西の方にも行ってみたいと思っていたのですが、荷物を預けることを考えると時間的に無理そうです…。とりあえず、フェリーターミナル行きのバスに乗ることにします。

フェリーターミナルに着いたら、さらにカジノ方面行きのバスに乗り換えます。マカオにはたくさんのホテルがあり、大きなホテルはそれぞれシャトルバスを運行しているため、こちらのバスターミナルも煩雑でかなりわかりにくかったです。その上大陸からと思われる観光客の押しが強く、ちょっと行列の間を開けるとすぐに割り込んできます…(笑)バス待ちの間も気が抜けません。

人ごみに流されて…マカオ観光

ESCADAでポルトガル料理

グランドリスボアで荷物を無事預けることができました。しかも無料。なんてありがたい(涙)。やっと身軽になり、少しほっとしました。想像はしていましたが、何もかもがスケールが違いますね~、ホテルの大きさも、豪華さも…。日本にはない派手さです。そしてこの人の多さ。

身軽になったところでランチ!せっかくなのでポルトガル料理にします。事前にチェックしていた「ESCADA」へ。外観からとても素敵!

外はめちゃくちゃに暑かったので、ビールを注文。

鱈のコロッケ。これが食べたかった!日本でいうコロッケとはちょっと衣が異なりますが、かなり美味しいです。

アフリカンチキン。骨付きチキンのトマト煮込みという感じ。かなり食べにくいですが、ちょっとスパイシーでビールによく合います。

店内は外とは打って変わってとても落ち着いた雰囲気。店員さんもとても親切でした。マカオでゆっくり食事をしたいときにおすすめのレストランです。

ポルトガル領時代の面影

食事を終えたらマカオ観光。時間があまりないので急いで周ります!

まずはカテドラル。1622年頃建てられたものだそうです。

聖ドミニコ教会。鮮やかな黄色が印象的です。

ここから聖ポール天主堂跡を目指して歩きます…が。

人が多すぎる…

人ごみの中を縫うように歩き、何とかたどり着くと…

ここでも人…階段の上からもすごい人の量なのがわかります。

いや、私もその人ごみを構成する一人なのはわかっているのだけど、なんか思ってたんと違ーう!(笑)もっと落ち着いた雰囲気を想像していたのですが…もう返還から20年も経ちますし、当然といえば当然なのでしょうけど。旅行前、実は香港よりマカオの方が楽しみだなあと思っていたものですから、何だか一人で勝手に夢破れた、という感じでした。

天主堂の横にある砲台跡まで上ってきました。ここからはマカオの街が見下ろせます。

さっき荷物を預けたグランドリスボアも見えます。右奥はマカオタワーでしょうか。

写真を見返すともう少し天気が良かったらなあとも思いますが、実際はこの日差しでも蒸し暑くて少し歩くのも大変でした。

高級カジノ付きホテルを垣間見る

再び人ごみに流されながら、聖ポール天主堂跡を離れました。この後バスに乗って、「超」の付く豪華ホテルが並ぶマカオのカジノリゾートエリアへ向かいます。今回カジノはしませんが、ミーハー気分丸出しで行ってみました。

最初に降り立ったのは「ウィン・パレス」。

ホテル前の池は噴水になっていて、30分に1回ショーが行われます(パフォーマンス・レイク)。昼間は人も少なく寂しい感じでしたが、夜はライトアップもされてきっときれいなのでしょう。しかもゴンドラまであります(いいお値段するみたいですが、宿泊者は無料かな?)。

ホテルの中は花をテーマにデザインされているそうで、使っているお花も色合いが鮮やか。全体的に華やかな雰囲気です。

ちなみにカジノのお手洗いをお借りしたのですが、めちゃくちゃ綺麗&ゴージャスでした。使用しているのはもちろんTOTOです!

次は「ザ・ヴェネチアン・マカオ」。とにかくでかいこのホテル、客室が約3,000室もあるそうです。さらに、カジノフロアは東京ドーム約1個分(驚)。ちょっと想像がつきませんね~。一体どれくらいの従業員の方がいらっしゃるのでしょう?

ホテル内のショッピングエリアには、「ヴェネチアン」と名の付く通り、イタリア・ベニスを模した運河が流れ、その上をゴンドラが進んでいきます。規模は違いますが、お台場のヴィーナスフォートを想起させる出で立ち。

さて、ここでの目的は「ロード・ストーズ・ベーカリー」のエッグタルト。マカオのエッグタルト発祥のお店で、こちらヴェネチアン・マカオ内にも支店があるのです。

想像していたよりは並んでいませんでした。

が、ここでも後ろの人の押しが強い(笑)。すぐ後ろにくっついて立たれますし、物理的に当たってもきます…。当時もかなりイライラしてしまいましたが、現在のコロナ禍なら並ぶことすら諦めちゃいますね。

そうこうしているうちに我々の番!1つずつ購入しました。

生地はパイのようなサクサクした食感、表面はこんがり良い色~!思っていたより甘さは控えめで、食感が軽いせいか香港のエッグタルトよりも食べやすかったです。

香港・マカオ2泊4日の旅の終わり

ホテルのライトアップ

日が落ちて、だんだんと暗くなってきました。ホテルもライトアップされる時間です。

荷物を預かってもらっていたグランドリスボア。

タワーの下にあるこの球みたいなもの、どれくらいの大きさかというと…

人間と比較するとわかりやすいのですが、これくらいあります(笑)。

香港空港へ

香港空港への帰りも、フェリーではなくバスにしました。車窓からも、ド派手な電飾がギラギラしているのが見えます。

それにしても、香港とマカオにこんなにも異なる印象を抱くとは思いませんでした。

香港には、まだイギリス植民地時代の名残があります。地名や通りの名前は英語での呼び名が残っていますし、人もまた、漢字表記の中国語名とイングリッシュネームを持つ人がほとんどだそうです。街の中は中国やアジアの熱気とヨーロッパの落ち着いた雰囲気が入り混じった独特の趣があり、それが香港の魅力となっています。私自身もその点がとても素敵だなと思いました。

一方のマカオですが、こちらは香港から2年後の1999年にポルトガルから返還されています。今回行った聖ポール天主堂跡など、貴重な史跡は残ってはいるものの、周囲のお店や飲食店をみても、そのほとんどが大陸から訪れる中国人観光客を意識しているようです。香港よりマカオの方が建築物は美しいなと思ったのですが、それらとうまく融合していない感じを受けました。植民地時代の本国政府との関係の違いもあるでしょうが、香港とマカオでは随分と雰囲気が違います。

これは私がたった3日間の滞在だけで受けた印象ですし、ちょうど民主化デモの最中でもあり普段と異なる状況下だったわけで、行く時期が違えばまた別の感想を持ったかもしれません。

さて、そんなことを疲れた頭でぼんやり考えていると、そろそろ香港側へ到着です。

マカオ入国時は必要なかったのですが、マカオから香港へ戻る際には入国カードが必要とのことで、記入…。何だかこの辺の仕組み、調べ不足でよくわからず手間取ってしまいました。さらに、入国審査では「MIKI?」となぜか下の名前を確認される…。今まで入国審査で何か訊かれたことがなかったので無駄にドキドキしました。

一日朝からずっと動きっぱなしで、日中イライラすることも多く(…。)、挙句の果てには入国審査の人にパスポートを投げ返される始末。これ、海外ではあるあるらしいのですが、どっと旅の疲れが…(泣)。

癒しのワンタンメン

しかし、帰国前に楽しみにしていたことが一つ待っていました。急いで残りのお土産を買った後は、最後の香港グルメ!滞在中も食べたワンタンメンです。香港市街にもある「正斗粥麺専家」というお店で、高級店だそうですが、空港内にあるこちらはフードコートのようになっており気軽に食べることができました。

疲れた身体と心を癒してくれる優しい味です。

ここでも店員さんはかなりドライでしたが(笑)、旅を美味しいもので締めくくれて本当に良かったです。


3回にわたってお送りした香港・マカオの旅もこれで結びとなります。

そして、この旅を最後に、海外にはしばらく行けていません。また気軽に旅ができる日が早く来るよう祈りつつ、この間にコツコツと旅行資金を貯めておきたいと思います!

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